社内SEのトラブル対応

【緊急】Windows 11で「BitLocker回復キー」を求められた! 画面が進まない時の対処法と探し方【保存版】

はじめに

Windows 11を起動した際、突然

「BitLocker 回復キーを入力してください」
「このデバイスはロックされています」

と表示され、画面が先に進まなくなるトラブルが急増しています。

特に、

という状況で起きるため、
「PCが壊れたのでは?」と焦る方が非常に多いのが実情です。

結論から言うと、これは故障ではありません。
正しい手順で対処すれば、多くのケースでデータは無事に戻ります。


まず結論:BitLocker回復キー要求は異常ではない

一番重要な点です。

BitLocker回復キーを求められるのは、Windows 11の正常なセキュリティ動作です。

Windowsは起動時に、

を確認しています。
その結果「いつもと違う」と判断すると、回復キーを要求します。

問題の本質はただ一つ。

回復キーの保存場所を知らないこと


BitLockerとは何か(簡単に)

BitLockerは、Windows標準のストレージ暗号化機能です。

Windows 11では、

この条件を満たすと、
ユーザーが意識しないまま自動的に有効化されていることが多くあります。

そのため、

「設定した覚えがない」

という方がほとんどです。


なぜ突然回復キーを求められるのか?

主な原因は以下です。

これらはBitLockerから見ると、
「改変の可能性がある動作」として検知されます。


補足:「BitLocker 準備中」と表示されていませんでしたか?

回復キー要求の直前に、

「BitLocker を準備中です」
「デバイスの暗号化を準備しています」

と表示されていた場合、その途中中断が原因であるケースが非常に多いです。

準備中は故障ではなく、暗号化前の正常な処理段階です。
この状態で電源を切ると、安全のため回復キーを要求されます。

本来のBitLockerが無効になっていればこの状態です


対処手順① スマホでMicrosoftアカウントを確認する【最重要】

9割以上の人は、ここに回復キーがあります。

※PCは使えないため、スマホまたは別のPCを使用してください。

  1. ブラウザで以下にアクセス
    https://aka.ms/myrecoverykey
  2. PC初期設定時に使ったMicrosoftアカウント(メールアドレス)でログイン
  3. 表示された48桁の回復キーを探す
  4. 複数ある場合は、
    画面に表示されている回復キーID(先頭の数文字)と一致するものを選択

注意:
ローカルアカウントで使っているつもりでも、
OfficeやOneDrive設定時に自動的に紐付いているケースが非常に多いです。


対処手順② 職場・学校のアカウントを確認する

個人アカウントに無い場合、次に疑うのはここです。

  1. https://myaccount.microsoft.com にアクセス
  2. 職場・学校のメールアドレスでログイン
  3. 「デバイス」から該当PCを選択
  4. BitLockerキーを表示

※家族共用PCの場合、
初期設定をした家族のMicrosoftアカウントに紐付いていることもあります。


対処手順③ 回復キーを入れても画面が進まない場合

正しい回復キーを入力しても、
再起動後に再び同じ画面に戻る場合があります。

この場合、一時的にBitLockerを無効化します。

  1. 回復キー画面で「このドライブをスキップする」を選択
  2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」
  3. 再度キーを求められたら入力
  4. 以下を正確に入力
    manage-bde -protectors -disable C:
  5. 表示された結果の中に**「Conversion Status: Waiting for Activation(変換状態:ライセンス認証を待機中)」「Percentage Encrypted: 0.0%(暗号化の割合:0%)」**のような表示があれば、以下のコマンドを入力します。
  6. 「Decryption Started(復号化を開始しました)」と出たら成功です。 exit と入力してコマンド画面を閉じます
  7. 「続行(Windows 11 に進む)」を選択
  8. 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「デバイスの暗号化」を開く
  9. 一度「オフ」になっていることを確認し、必要であれば再度スイッチを「オン」にする。
  10. ここで初めて正式な「回復キー」が生成されます。
  11. 必ずこのタイミングで、Microsoftアカウントにキーが保存されたか確認するか、印刷して保存してください。

残念な現実:キーがどこにも無い場合

以下すべてに該当する場合、

回復方法は存在しません。

メーカー修理・Microsoftサポートでも
回復キーを教えてもらうことはできません。

この場合は、

「トラブルシューティング」
→「このPCを初期状態に戻す」
→「すべて削除する」

しか選択肢がありません。


【転ばぬ先の杖】今すぐやるべき再発防止策

  1. スタートメニューで「BitLocker」と検索
  2. 「BitLocker の管理」を開く
  3. 「回復キーのバックアップ」を選択
  4. 印刷 or PDF保存

紙に残すのが最も確実です。


まとめ

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