2026年9月のWindowsセキュリティ更新をインストールした後、一部のWindows環境でRemote Desktop Services(RDS)が不安定になる不具合をMicrosoftが正式に確認しました。
影響を受けた環境では、リモートデスクトップ(RDP)へ最初は接続できても数分後に接続が失敗する、サインインできない、サーバーが「リモート デスクトップ構成をお待ちください」の画面で停止するといった症状が発生する場合があります。
さらに、Microsoft Management Console(MMC)、RDSライセンス診断ツール、エクスプローラーなどの関連機能まで応答しなくなる場合があります。
Windows Updateの設定画面が読み込み中のまま停止する症状もMicrosoftから案内されています。
Microsoftは2026年9月11日にこの問題を公開し、現在の状態を「Mitigated(軽減済み)」としています。
ただし、2026年9月13日時点では恒久的な修正版はまだ公開されておらず、Microsoftは今後のWindows Updateで正式な修正を提供する予定です。
この記事の結論
- 2026年9月のWindowsセキュリティ更新後にRDS不具合をMicrosoftが確認
- RDP接続が数分後に失敗する場合がある
- リモートサインインに失敗する場合がある
- 「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で停止する場合がある
- MMC・RDSライセンス診断・エクスプローラーも応答しなくなる場合がある
- Windows Update画面が読み込み中のままになる場合もある
- Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008が発生元
- Windows 11 26H1ではKB5124012が発生元
- Windows 11 23H2など、より幅広いWindows環境も影響対象
- 仮想マシンでは停止・割り当て解除後の再起動で一時復旧する場合がある
- Microsoftは今後のWindows Updateで恒久修正予定
- どんな不具合が発生している?
- Microsoftが2026年9月11日に正式確認
- Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008が対象
- Windows 11 26H1ではKB5124012
- Windows 11 23H2でも発生
- 影響を受けるWindows
- 一般家庭のリモートデスクトップにも影響する?
- RDSとは?
- RDP接続が数分後に切れる
- 「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で止まる
- MMCも応答しなくなる場合がある
- RDSライセンス診断ツールも応答しない場合がある
- File Explorerも応答しなくなる場合がある
- Windows Update画面が読み込み中のままになる
- KB5124008が入っているか確認する方法
- Microsoft公式の暫定回避策
- 単純な再起動でも直る?
- RDPサービスを何度も再起動する必要はある?
- RDSライセンスを再構成する必要はある?
- ファイアウォールを無効にすれば直る?
- Windows Updateをアンインストールするべき?
- KB5124008をアンインストールする方法
- 9月更新そのものを全社停止するべき?
- 企業では特に注意
- RDP以外の管理経路を確保しておく
- イベントビューアーも確認する
- 2026年9月更新後に確認したい項目
- Microsoftは修正版を準備中
- 修正版が公開されたらどうする?
- Windows 11 24H2 Home・Proは10月13日にサポート終了
- まとめ
- よくある質問
- 参考資料
どんな不具合が発生している?
今回の問題は、2026年9月のWindowsセキュリティ更新を適用した一部の環境でRemote Desktop Servicesが不安定になるというものです。
Microsoftが公式に確認している主な症状は次のとおりです。
- RDP接続が数分後に失敗する
- リモートデスクトップへサインインできない
- サーバーが「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で停止する
- Microsoft Management Console(MMC)が応答しない
- RDSライセンス診断ツールが応答しない
- File Explorerが応答しなくなる
- Windows Update画面が読み込み中のまま停止する
特に注意したい症状
「接続直後から使えない」のではなく、RDP接続後しばらく正常に利用できた後、数分経ってから接続が失敗する場合があります。
Microsoftが2026年9月11日に正式確認
MicrosoftはWindows Release Healthで、2026年9月11日に今回の問題を既知の問題として公開しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題 | Remote Desktop Servicesが応答しなくなる可能性 |
| 発生時期 | 2026年9月セキュリティ更新後 |
| Microsoftの状態 | Mitigated(軽減済み) |
| 公開日 | 2026年9月11日 |
| 恒久修正 | 今後のWindows Updateで提供予定 |
「Mitigated」は問題が完全に解決したという意味ではありません。
Microsoft側で問題を確認し、一部の状況に対する回避方法などが案内されている段階です。
Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008が対象
Windows 11 24H2・25H2では、2026年9月8日に公開された月例セキュリティ更新「KB5124008」が発生元の更新として案内されています。
| Windows 11 | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| 25H2 | KB5124008 | 26200.9445 |
| 24H2 | KB5124008 | 26100.9445 |
そのため、9月8日以降にRDPやRDSが不安定になった場合は、まずKB5124008の適用状況を確認してください。
Windows 11 26H1ではKB5124012
Windows 11 26H1では、2026年9月8日のセキュリティ更新「KB5124012」が発生元です。
| Windows | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| Windows 11 26H1 | KB5124012 | 28000.2954 |
26H1は一部の新しいハードウェア向けWindows 11なので、一般的な24H2・25H2端末へKB5124012が配信されるわけではありません。
Windows 11 23H2でも発生
今回のRDS問題は24H2・25H2・26H1だけではありません。
Windows 11 23H2では、2026年9月8日公開の「KB5122880」適用後に同様の問題が発生する可能性があります。
| Windows | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| Windows 11 23H2 | KB5122880 | 22621.7582 |
Microsoftは今回の問題について、Windows 10やWindows Serverを含む幅広いWindows環境を影響対象として案内しています。
影響を受けるWindows
Microsoftが2026年9月13日時点で案内している主な影響対象は次のとおりです。
クライアントOS
- Windows 11 26H1
- Windows 11 25H2
- Windows 11 24H2
- Windows 11 23H2
- Windows 10 22H2
- Windows 10 21H2
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
Windows Server
- Windows Server 2025
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
重要
今回の問題はWindows 11だけの不具合ではありません。
特に企業のRDS・仮想デスクトップ・Windows Server環境では影響を確認することをおすすめします。
一般家庭のリモートデスクトップにも影響する?
Microsoftは「Remote Desktopが有効になっている一部のWindowsデバイス」と案内していますが、特に問題報告の中心となっているのは組織で使用されるRDS環境です。
そのため、Windows 11 ProのPCへ1対1でリモートデスクトップ接続しているすべてのユーザーが必ず影響を受けるという意味ではありません。
一般的なPCでRDPが正常に利用できているのであれば、今回の問題を理由に設定を変更する必要はありません。
RDSとは?
RDSは「Remote Desktop Services」の略で、Windows Serverなどを利用して複数ユーザーへリモートデスクトップ環境を提供する仕組みです。
企業では次のような用途で利用されています。
- リモートデスクトップサーバー
- シンクライアント環境
- 社外から社内システムへアクセス
- VDI・仮想デスクトップ環境
- RemoteApp
- 複数ユーザーによるWindows Server利用
今回の不具合では、このRDS環境そのものが不安定になる可能性があります。
RDP接続が数分後に切れる
今回の症状の中でも特徴的なのが、「最初は接続できるのに、数分後に接続できなくなる」というものです。
例えば次のような状況です。
- リモートデスクトップへ接続する
- 最初は正常に操作できる
- 数分間利用する
- RDSが不安定になる
- RDP接続が失敗する
ネットワークやVPNが正常でも、9月更新後からこのような症状が始まった場合は今回の問題に該当している可能性があります。
「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で止まる
一部環境では、Windows Serverへログインする際に「リモート デスクトップ構成をお待ちください」という画面から進まなくなる場合があります。
英語環境では次のメッセージです。
Please wait for the Remote Desktop Configuration
この状態になると、通常のRDP接続からサーバーを操作できなくなる可能性があります。
特にクラウド上の仮想マシンや遠隔地のサーバーでは、管理者が現地で操作できないため影響が大きくなります。
MMCも応答しなくなる場合がある
今回の問題はRDP接続だけに限定されていません。
MicrosoftはMicrosoft Management Console(MMC)も応答しなくなる可能性があると案内しています。
MMCはWindows管理で非常に多く利用される基盤です。
例えば次の管理ツールの多くがMMCを利用します。
- イベントビューアー
- コンピューターの管理
- サービス
- ローカルセキュリティポリシー
- 証明書管理
- グループポリシー関連ツール
RDS障害と同時にMMCも動かなくなった場合は、個別ツールの故障と判断せず今回の既知の問題も疑ってください。
RDSライセンス診断ツールも応答しない場合がある
RDSライセンスの状態を確認する「RDS Licensing Diagnoser」も、今回の不具合で応答しなくなる場合があります。
そのため、「RDP接続できない=RDS CALやライセンス設定がおかしい」とすぐ判断しない方がよいでしょう。
9月更新後から診断ツールまで動かなくなったのであれば、今回のWindows Update問題である可能性があります。
File Explorerも応答しなくなる場合がある
MicrosoftはFile Explorerについても、今回の問題の影響で応答しなくなる可能性があるとしています。
サーバーへコンソール接続できた場合でも、エクスプローラーなどWindowsシェル関連の動作が不安定になる可能性があります。
Windows Update画面が読み込み中のままになる
さらに、設定アプリのWindows Updateページが応答しなくなる場合もあります。
画面上では読み込みを示すインジケーターが表示されたままになり、更新状態を確認できなくなる可能性があります。
RDP・MMC・Explorer・Windows Updateが同時におかしくなった場合は、複数の別問題ではなく今回のRDS問題と関連している可能性があります。
KB5124008が入っているか確認する方法
Windows Updateから確認
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新の履歴」を開く
- KB5124008が表示されているか確認する
winverで確認
- Windowsキー+Rを押す
- 「winver」と入力する
- 「OK」をクリックする
Windows 11 24H2・25H2では、9月更新適用後に次のビルドになります。
| Windows 11 | OSビルド |
|---|---|
| 25H2 | 26200.9445 |
| 24H2 | 26100.9445 |
Microsoft公式の暫定回避策
Microsoftは、仮想マシンがRDP経由でアクセスできなくなった場合の一時的な回避方法を案内しています。
仮想マシンを一度停止・割り当て解除し、その後もう一度起動すると接続が一時的に復旧する場合があります。
Microsoft公式の回避策
- 影響を受けている仮想マシンを停止する
- 必要に応じて割り当て解除(Deallocate)する
- 仮想マシンを再度起動する
- RDP接続を確認する
ただし、これは恒久的な修正ではありません。
環境によっては再発する可能性があります。
単純な再起動でも直る?
仮想マシンについては、Microsoftが停止・割り当て解除後の再起動で一時的に接続を復旧できる場合があると説明しています。
一方、すべての物理PCやWindows Serverについて通常の再起動だけで問題が解消するとMicrosoftが保証しているわけではありません。
再起動後に改善しても再発する場合は、恒久修正版を待つ必要があります。
RDPサービスを何度も再起動する必要はある?
おすすめしません。
今回の問題はMicrosoftがWindows Update後の既知の問題として確認しています。
Remote Desktop Servicesを何度も再起動したり、サービスのスタートアップ設定を変更したりしても根本的な解決にならない可能性があります。
RDSライセンスを再構成する必要はある?
今回の症状だけを理由にRDS CALやライセンスサーバーを再構成することはおすすめしません。
RDS Licensing Diagnoser自体が今回の問題によって応答しなくなる可能性があるためです。
9月更新以前は正常だった環境で突然問題が発生した場合は、まずWindows Updateとの関連を確認してください。
ファイアウォールを無効にすれば直る?
今回のMicrosoft公式情報では、Windows Firewallが原因とはされていません。
そのため、今回の問題だけを理由にWindows Firewallやセキュリティ製品を無効化することはおすすめしません。
ネットワーク疎通そのものに問題がある場合は別ですが、セキュリティ設定を解除する前に既知の問題への該当を確認しましょう。
Windows Updateをアンインストールするべき?
KB5124008やKB5124012などの2026年9月更新は、Windowsの重要なセキュリティ修正を含む月例セキュリティ更新です。
そのため、RDS問題があるからといって全端末から安易にアンインストールすることはおすすめしません。
特にインターネットへ接続するサーバーでは、セキュリティ更新を削除することによるリスクも考える必要があります。
更新削除を検討する場合
- RDSが業務に必須
- 問題が9月更新直後から発生した
- 暫定回避策では業務継続できない
- ほかの管理経路を確保している
- セキュリティリスクを評価できている
- 情報システム管理者が判断している
アンインストールを行う場合でも、一時的な回避策として考え、Microsoftから修正版が提供された後は最新のセキュリティ更新へ戻すことをおすすめします。
KB5124008をアンインストールする方法
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新の履歴」を開く
- 「更新プログラムをアンインストールする」を選択する
- 対象の更新プログラムを確認する
- アンインストールを実行する
- PCを再起動する
ただし、RDS環境やWindows Serverでは更新管理が組織によって行われているケースがほとんどです。
一般利用者が独断でセキュリティ更新を削除しないようにしてください。
9月更新そのものを全社停止するべき?
すべての企業で9月更新を停止すべきとは言えません。
今回の問題は一部環境で発生するもので、すべてのRDP・RDS環境が影響を受けるわけではありません。
また、9月更新には重要なセキュリティ修正が含まれています。
企業では「全社停止」か「即時全展開」の二択ではなく、利用環境ごとにリスクを分けて考えるのがよいでしょう。
| 環境 | 対応例 |
|---|---|
| 一般事務PC・RDP未使用 | 通常のセキュリティ更新方針で対応 |
| 管理者がRDPを利用するPC | 更新後の接続確認を実施 |
| RDSサーバー | 検証後に段階展開 |
| 業務停止リスクの高いRDS環境 | 影響評価・バックアウト手順を準備 |
| すでに問題発生中 | Microsoft回避策・復旧手順を検討 |
企業では特に注意
今回の問題は、一般家庭よりも企業やサーバー管理者への影響が大きい不具合です。
RDSを業務システムとして利用している場合、接続障害によって複数ユーザーが同時に作業できなくなる可能性があります。
影響が大きくなりやすい環境
- Remote Desktop Session Hostを利用している
- Windows Serverへ複数ユーザーがRDP接続している
- RemoteAppを利用している
- クラウド上のWindows VMをRDPだけで管理している
- AzureなどのWindows仮想マシンを利用している
- 遠隔拠点のサーバーをRDPで管理している
RDP以外の管理経路を確保しておく
RDPが唯一の管理手段になっているサーバーでは、今回のような問題が発生すると管理そのものができなくなる可能性があります。
可能であれば、更新前にRDP以外の管理経路を確認しておくことをおすすめします。
例
- クラウド管理コンソール
- 仮想化基盤のコンソール
- Hyper-Vコンソール
- VMwareコンソール
- Azure Portal
- 帯域外管理機能
RDP障害が発生しても、別経路から仮想マシンやサーバーを再起動できるようにしておくと復旧しやすくなります。
イベントビューアーも確認する
RDS障害が発生した場合は、イベントビューアーに関連ログが記録されている可能性があります。
ただし、今回の問題ではMMC自体が応答しなくなるケースもあります。
イベントビューアーを開けない場合に「ログが壊れている」とすぐ判断せず、今回のWindows Update問題も考慮してください。
2026年9月更新後に確認したい項目
| 確認項目 | 確認内容 | チェック |
|---|---|---|
| Windows Update | 9月セキュリティ更新が入っているか | □ |
| RDP | 数分利用しても切れないか | □ |
| サインイン | リモートログオンできるか | □ |
| RDS | サービスが安定しているか | □ |
| MMC | 管理ツールが開くか | □ |
| Explorer | エクスプローラーが応答するか | □ |
| RDS Licensing | 診断ツールが動くか | □ |
| Windows Update | 設定画面が読み込み続けていないか | □ |
| 管理経路 | RDP以外の管理方法を確保したか | □ |
| 復旧方法 | VM停止・再起動方法を確認したか | □ |
Microsoftは修正版を準備中
Microsoftは現在、今後のWindows Updateで今回の問題を解決するための修正を提供すると案内しています。
2026年9月13日時点では、恒久修正版の具体的なKB番号や公開日は案内されていません。
現在の状況
- 問題はMicrosoft確認済み
- 状態はMitigated(軽減済み)
- 仮想マシン向けの一時的な回避策あり
- 恒久修正版はまだ未公開
- 今後のWindows Updateで修正予定
修正版が公開されたらどうする?
Microsoftから今回のRDS問題を修正したWindows Updateが提供された場合は、検証環境で問題が改善していることを確認したうえで、修正版を含む最新更新へ進むのが基本です。
問題を避けるために9月更新をアンインストールしていた場合でも、修正版公開後は古い状態を維持し続けるより、最新のセキュリティ更新へ戻すことをおすすめします。
Windows 11 24H2 Home・Proは10月13日にサポート終了
Windows 11 24H2 Home/Proを利用している場合は、今回のRDS問題とは別にサポート期限にも注意が必要です。
Windows 11 24H2 Home/Proは2026年10月13日にサポート終了予定です。
24H2 Home/Proでは、25H2などサポート中のWindows 11への移行準備も進めてください。
まとめ
2026年9月のWindowsセキュリティ更新後、一部のWindows環境でRemote Desktop Services(RDS)が不安定になる不具合をMicrosoftが確認しました。
Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008、Windows 11 26H1ではKB5124012、Windows 11 23H2ではKB5122880が発生元として案内されています。
症状としては、RDP接続が数分後に失敗する、サインインできない、サーバーが「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で停止するといった問題があります。
さらに、MMC、RDS Licensing Diagnoser、File Explorer、Windows Update設定画面なども応答しなくなる場合があります。
Microsoftは現在この問題を「Mitigated」としており、仮想マシンについては停止・割り当て解除後に再起動することで一時的に接続を復旧できる場合があるとしています。
ただし、これは恒久的な修正ではありません。
最終的な結論
- 9月のWindows Update後のRDS不具合はMicrosoft確認済み
- RDP接続が数分後に失敗する場合あり
- リモートログオンに失敗する場合あり
- 「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で止まる場合あり
- MMC・RDSライセンス診断・Explorerも応答しなくなる場合あり
- Windows Update画面にも影響する場合あり
- Windows 11だけでなくWindows 10・Windows Serverも対象
- VMでは停止・割り当て解除後の再起動で一時復旧する場合あり
- セキュリティ更新なので安易なアンインストールはおすすめしない
- 2026年9月13日時点で恒久修正版は未公開
- Microsoftは今後のWindows Updateで正式修正予定
今回の問題は特に企業のRDS環境やWindows Server管理者にとって影響の大きい不具合です。
9月更新後にRDP接続が突然不安定になった場合は、ネットワークやRDSライセンスだけを疑うのではなく、今回の既知の問題への該当も確認してください。
また、RDPが唯一の管理経路になっているサーバーでは、仮想化基盤やクラウド管理コンソールなど別の管理方法を確保しておくことをおすすめします。
よくある質問
2026年9月のWindows UpdateでRDP不具合はありますか?
はい。Microsoftが正式に確認しています。一部環境でRemote Desktop Servicesが不安定になり、RDP接続が数分後に失敗する場合があります。
Windows 11 24H2・25H2の対象KBは何ですか?
2026年9月8日公開のKB5124008です。
Windows 11 26H1も対象ですか?
はい。Windows 11 26H1ではKB5124012適用後に同様の問題が発生する可能性があります。
Windows 11 23H2も対象ですか?
はい。Windows 11 23H2ではKB5122880が発生元として案内されています。
Windows Serverも影響しますか?
はい。Windows Server 2025・2022・2019・2016・2012 R2・2012が影響対象としてMicrosoftから案内されています。
一般家庭のRDPも必ず切れますか?
いいえ。すべてのRemote Desktop利用環境で発生するわけではありません。Microsoftは一部の組織・一部環境でRDSが不安定になるとしています。
「リモート デスクトップ構成をお待ちください」で止まるのも今回の問題ですか?
可能性があります。Microsoftが今回の既知の問題の症状として正式に挙げています。
MMCが開かないのも関係ありますか?
はい。MicrosoftはMMC、RDS Licensing Diagnoser、File Explorerなども応答しなくなる場合があるとしています。
どうすれば一時的に復旧できますか?
仮想マシンがRDP経由でアクセスできなくなった場合、MicrosoftはVMを停止・割り当て解除し、再起動することで一時的に接続を復旧できる場合があると案内しています。
KB5124008を削除した方がよいですか?
KB5124008は月例セキュリティ更新なので、安易な削除はおすすめしません。業務影響が重大な場合は、管理者がセキュリティリスクと業務リスクを評価して判断してください。
修正版は公開されていますか?
2026年9月13日時点では恒久修正版の具体的なKB番号は発表されていません。Microsoftは今後のWindows Updateで修正予定としています。
