【Windows 11】セーフモードの正しい入り方と活用方法(2025年版)


目次

🔰 セーフモードとは?

セーフモードは、Windowsの起動に問題があるときや、
ドライバ・アプリの不具合を切り分けたいときに使用する診断用の起動モードです。

最小限のドライバとサービスだけで起動するため、
問題の原因を特定したり、安全に削除・修復操作をしたりするのに適しています。


✅ セーフモードに入る方法(3通り)


▶ 方法①:Windowsが起動できる場合(通常モードから)

  1. スタート設定システム回復
  2. 「今すぐ再起動(詳細オプション)」をクリック
  3. 起動後の画面で順に選択:

 → トラブルシューティング
 → 詳細オプション
 → スタートアップ設定
 → 再起動

  1. キーを選択:
  • 4 → セーフモード
  • 5 → セーフモードとネットワークあり(おすすめ)
  • 6 → セーフモードとコマンドプロンプト

▶ 方法②:Windowsが起動しない(ブルースクリーン/起動ループ)

  1. 電源を入れた直後に長押しで電源オフ(強制終了)
  2. この「失敗→強制終了」を3回繰り返すと、自動修復が起動
  3. 「詳細オプションへ進む」から上記と同様にセーフモードへ進む

▶ 方法③:コマンドでセーフモードへ再起動(上級者向け)

コマンドプロンプト(管理者)で以下を実行:

bcdedit /set {current} safeboot network
shutdown /r /t 0

→ 次回起動時に「セーフモードとネットワークあり」で自動起動します。

セーフモード終了後は、以下のコマンドで元に戻せます:

bcdedit /deletevalue {current} safeboot

🛠 セーフモードとネットワークあり(F5)の活用方法

F5キーで起動できる「セーフモードとネットワークあり」は、
通常のセーフモードに加えて、インターネット接続が可能な診断モードです。

活用シーン:

操作内容
✅ ドライバの削除・再インストール不具合のあるドライバを安全にアンインストールできる
✅ Windows Updateの実行セーフモード中にドライバやパッチを更新できる
✅ ウイルス・マルウェアスキャンDefenderや一部のセキュリティソフトが起動可能
✅ クラウドストレージからバックアップOneDriveやGoogle Driveを経由して重要データを保存できる

💡 ただし、ネットワークドライバによっては動作しないこともあるため注意。


🔚 まとめ

状況操作手順
Windowsが起動できる設定 → 回復 → 再起動 → 詳細オプションから
起動できない強制終了を3回 → 自動修復 → 詳細オプションから
手動で切り替えたいコマンドで「セーフモード」指定

**「セーフモードとネットワークあり」**なら、オンラインでの修復手段も確保できるため、
トラブル対応に強い選択肢となります。

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