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✅ そもそもWindows 11に対応しているか、まずチェック!
Windows 10から11へアップグレードを考える際、まず確認すべきなのが「自分のPCが対応しているかどうか」。
Microsoftはセキュリティ強化のため、Windows 11に厳しめのシステム要件を設けています。
💻 【公式】Windows 11 対応チェック方法(所要時間:約3分)
✔ 手順:
- 下記の公式サイトにアクセス
👉 Windows 11 の PC 正常性チェック アプリ - 「PC正常性チェック アプリをダウンロード」をクリック
- ダウンロードした
.msi
ファイルをインストール - アプリを起動して「今すぐチェック」をクリック!
🔍 チェックされる主な要件一覧
要件 | 最低条件 |
---|---|
CPU | Intel第8世代以降 / AMD Ryzen 2000以降 |
RAM | 4GB以上 |
ストレージ | 64GB以上の空き容量 |
TPM(セキュリティチップ) | TPM 2.0 必須 |
セキュアブート | 有効化されている必要あり |
グラフィックス | DirectX 12対応GPU、WDDM2.0 |
※ 特に「TPM 2.0」と「セキュアブート」で弾かれる人が多い印象です。
❌ 非対応だった場合、どうすればいい?
【選択肢①】回避してインストールする(非推奨)
実は「TPMやCPUチェックを回避してインストール」する方法が存在します。
🛠 方法の概要:
- レジストリを編集して要件チェックをスキップ
- USBからクリーンインストールする
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
→ DWORD (32 ビット) 値「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」を1に
⚠️注意:Microsoftの正式サポート対象外になり、将来のアップデートやセキュリティ修正が受けられない可能性があります。
【選択肢②】Windows 10をサポート終了まで使い切る(2025年10月まで)
まだしばらくWindows 10を使い続けたい方は、以下の点に注意してください。
- セキュリティ更新は 2025年10月14日 まで
- ウイルス対策・VPN・Firewall等でリスク対策を強化する
- サポート終了後は「重要な業務PC」での利用は非推奨
【選択肢③】対応PCへの買い替え・リプレース
PCが5年以上経っている場合は、買い替えのタイミングとしても妥当です。
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- Wi-Fi 7、USB4、最新のセキュリティ規格に対応
- 消費電力・バッテリー効率も向上
最新モデルは10万円以下でも高性能モデルが登場しています。
💡 補足:TPM 2.0 が有効になっていないだけかも?
実は、TPM 2.0に対応しているのに「無効化」されているだけというパターンもあります。
BIOS(UEFI)設定で確認する手順:
- PC起動時に「F2」や「Del」キーでBIOSに入る
- 「Security」または「Advanced」タブで「TPM」「PTT」「fTPM」などの項目を探す
- 有効(Enabled)に設定して保存&再起動
✨ まとめ|対応していれば今すぐ、していなくても選択肢あり!
状況 | おすすめ対応 |
---|---|
✅ 対応していた | 早めにWindows 11へアップグレード! |
❌ 未対応だった | レジストリで回避 or Windows 10継続 or 新PCへ買い替え |
中古PC等は無理やりWINDOWS11にアップデートしているものも多いので
確認して購入してください サポート対象外だけでなく、WindowsUpdateもできない可能性もあるので….