USBメモリは持ち運びやデータ共有に便利ですが、紛失や盗難のリスクがあります。
もし第三者に中身を見られてしまえば、個人情報や業務データが漏洩する危険性も。
そこで有効なのがパスワードによる保護です。
この記事では、Windows標準機能や外部ソフトを使ったUSBメモリのパスワード設定方法を紹介します。
Contents
✅ 方法1:BitLocker To Goを使う(Windows Pro/Enterprise)
- USBメモリを挿入
- エクスプローラーでUSBを右クリック → [BitLockerを有効にする]
- 「パスワードを使用してドライブをロックする」を選択
- 任意のパスワードを設定し、回復キーを保存
- 暗号化が完了すると、次回からパスワード入力が必要に
※Windows 10/11 Pro, Enterpriseで利用可能。Homeエディションには非搭載です。


✅ 方法2:外部ソフトを使う
Windows HomeユーザーやMac併用環境では、フリー/有料の暗号化ソフトを利用できます。
- VeraCrypt(無料) – 強力な暗号化が可能 – 使い方は少し上級者向け
- USBメモリ付属ソフト – 一部メーカー製USBには専用の暗号化ツールが同梱 – パスワード設定も簡単
- 有料ソフト(例:Renee File Protector等) – 日本語UIで初心者でも使いやすい
✅ 方法3:圧縮ファイルにパスワードをかける
データをそのまま保護できなくても、7-ZipやWinRARでパスワード付きZIPにしてUSBへ保存する方法も有効です。 手軽ですが、ファイルを解凍するときにパスワード入力が必要になります。
⚠️ 注意点
- パスワードを忘れるとデータ復旧は困難
- 古いUSBや暗号化非対応製品では動作しない場合がある
- 暗号化すると読み書き速度がやや低下することがある
💡 まとめ
- 最も簡単:BitLocker To Go(Pro/Enterprise版で利用可)
- 互換性重視:VeraCryptや付属ソフトを活用
- 簡易的に:ZIPにパスワードをかけて保存
✅ 少しの工夫でUSBメモリのセキュリティは大きく向上します。大事なデータは必ずパスワードで守りましょう。
USBを持ち運ぶなら かならずBitLockerをかけましょう 落とした時に情報漏れを防ぐ対策の一つです