🔒 USBメモリにパスワードをかける方法

USBメモリは持ち運びやデータ共有に便利ですが、紛失や盗難のリスクがあります。
もし第三者に中身を見られてしまえば、個人情報や業務データが漏洩する危険性も。
そこで有効なのがパスワードによる保護です。

この記事では、Windows標準機能や外部ソフトを使ったUSBメモリのパスワード設定方法を紹介します。


✅ 方法1:BitLocker To Goを使う(Windows Pro/Enterprise)

  1. USBメモリを挿入
  2. エクスプローラーでUSBを右クリック → [BitLockerを有効にする]
  3. 「パスワードを使用してドライブをロックする」を選択
  4. 任意のパスワードを設定し、回復キーを保存
  5. 暗号化が完了すると、次回からパスワード入力が必要に

※Windows 10/11 Pro, Enterpriseで利用可能。Homeエディションには非搭載です。


✅ 方法2:外部ソフトを使う

Windows HomeユーザーやMac併用環境では、フリー/有料の暗号化ソフトを利用できます。

  • VeraCrypt(無料) – 強力な暗号化が可能 – 使い方は少し上級者向け
  • USBメモリ付属ソフト – 一部メーカー製USBには専用の暗号化ツールが同梱 – パスワード設定も簡単
  • 有料ソフト(例:Renee File Protector等) – 日本語UIで初心者でも使いやすい

✅ 方法3:圧縮ファイルにパスワードをかける

データをそのまま保護できなくても、7-ZipやWinRARでパスワード付きZIPにしてUSBへ保存する方法も有効です。 手軽ですが、ファイルを解凍するときにパスワード入力が必要になります。


⚠️ 注意点

  • パスワードを忘れるとデータ復旧は困難
  • 古いUSBや暗号化非対応製品では動作しない場合がある
  • 暗号化すると読み書き速度がやや低下することがある

💡 まとめ

  • 最も簡単:BitLocker To Go(Pro/Enterprise版で利用可)
  • 互換性重視:VeraCryptや付属ソフトを活用
  • 簡易的に:ZIPにパスワードをかけて保存

✅ 少しの工夫でUSBメモリのセキュリティは大きく向上します。大事なデータは必ずパスワードで守りましょう。

USBを持ち運ぶなら かならずBitLockerをかけましょう 落とした時に情報漏れを防ぐ対策の一つです

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