🧰 Office(Excel・Wordなど)の動作が不安定なときの対処法まとめ【2025年版】

💡 Officeの動作が重い・フリーズする・起動しないとき

ExcelやWord、OutlookなどのMicrosoft Officeアプリが急に調子が悪い…。
そんなときに試すべき原因別のトラブル解決手順をまとめました。


🔧 ① Office全体の修復を試す

  1. Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストール済みのアプリ」へ
  2. 「Microsoft Office」をクリック → 「変更」→ 「修復」を選択
  3. 表示された画面で「クイック修復」または「オンライン修復」を実行
修復方法特徴
クイック修復短時間で完了。ネット接続不要。
オンライン修復Officeを再ダウンロードして完全修復。時間はかかるが効果大。

🧩 ② ExcelやWordなど単体で不調な場合

1️⃣ セーフモードで起動してみる

アドインや設定が原因かどうかを切り分けできます。

  • Excel: Win + R → excel /safe
  • Word: Win + R → winword /safe

セーフモードで正常なら、アドイン・テンプレートが原因の可能性あり。

2️⃣ アドインを無効化

  1. 「ファイル」→「オプション」→「アドイン」
  2. 下部の「管理」から「COMアドイン」→「設定」
  3. 不要なアドインのチェックを外す

3️⃣ テンプレート(Normal.dotm)をリセット(Word)

テンプレート破損が原因の場合に有効。

  • 場所:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates
  • Normal.dotmを削除またはリネーム(Word再起動時に自動再生成)

🧭 ③ Officeの更新を確認

  1. ExcelやWordを開く
  2. 「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」

最新パッチで不具合が解消されることがあります。


🧱 ④ ユーザープロファイルの破損を確認

特定のユーザーだけで不具合が出る場合、Windowsアカウントが破損している可能性があります。

  1. Windowsの「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」
  2. 新しいユーザーを作成し、Officeを起動して確認

🔍 ⑤ イベントビューアーでエラー内容を確認

  1. Win + X → 「イベントビューアー」を選択
  2. 「Windowsログ」→「アプリケーション」を開く
  3. 「レベル」が「エラー」の項目を探す

エラーをダブルクリックすると、原因モジュールや例外コードが確認できます。

エラーコード主な原因対処法
0xc0000005アクセス違反(アドイン・メモリ関連)アドイン停止・Office修復
VBE7.dllVBAマクロ関連マクロ無効化・再登録
ntdll.dllWindowsシステム関連Windows Update・再起動
ucrtbase.dllCランタイムの問題Office再インストール

🧠 ⑥ それでも直らないとき

  • Officeを完全アンインストール → 再インストール
  • Microsoft 365のライセンス再認証を実行
  • クラウド保存(OneDrive)の競合を一時停止

ここまで試しても改善しない場合は、エラーログ内容をもとに個別対応が必要です。


💬 まとめ

症状推奨対処
起動しない/落ちるセーフモード起動・修復
重い/固まるアドイン無効化・更新確認
保存・印刷で不具合テンプレートリセット・プリンタ確認

💡 Officeが不調なときは「セーフモード → 修復 → 更新確認」が基本三点セットです。

OFFI製品はまずはセーフモードで切り分けましょう

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