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💡 Officeの動作が重い・フリーズする・起動しないとき
ExcelやWord、OutlookなどのMicrosoft Officeアプリが急に調子が悪い…。
そんなときに試すべき原因別のトラブル解決手順をまとめました。
🔧 ① Office全体の修復を試す
- Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストール済みのアプリ」へ
- 「Microsoft Office」をクリック → 「変更」→ 「修復」を選択
- 表示された画面で「クイック修復」または「オンライン修復」を実行
| 修復方法 | 特徴 |
|---|---|
| クイック修復 | 短時間で完了。ネット接続不要。 |
| オンライン修復 | Officeを再ダウンロードして完全修復。時間はかかるが効果大。 |
🧩 ② ExcelやWordなど単体で不調な場合
1️⃣ セーフモードで起動してみる
アドインや設定が原因かどうかを切り分けできます。
- Excel: Win + R →
excel /safe - Word: Win + R →
winword /safe
セーフモードで正常なら、アドイン・テンプレートが原因の可能性あり。
2️⃣ アドインを無効化
- 「ファイル」→「オプション」→「アドイン」
- 下部の「管理」から「COMアドイン」→「設定」
- 不要なアドインのチェックを外す
3️⃣ テンプレート(Normal.dotm)をリセット(Word)
テンプレート破損が原因の場合に有効。
- 場所:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates
Normal.dotmを削除またはリネーム(Word再起動時に自動再生成)
🧭 ③ Officeの更新を確認
- ExcelやWordを開く
- 「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」
最新パッチで不具合が解消されることがあります。
🧱 ④ ユーザープロファイルの破損を確認
特定のユーザーだけで不具合が出る場合、Windowsアカウントが破損している可能性があります。
- Windowsの「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」
- 新しいユーザーを作成し、Officeを起動して確認
🔍 ⑤ イベントビューアーでエラー内容を確認
- Win + X → 「イベントビューアー」を選択
- 「Windowsログ」→「アプリケーション」を開く
- 「レベル」が「エラー」の項目を探す
エラーをダブルクリックすると、原因モジュールや例外コードが確認できます。
| エラーコード | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 0xc0000005 | アクセス違反(アドイン・メモリ関連) | アドイン停止・Office修復 |
| VBE7.dll | VBAマクロ関連 | マクロ無効化・再登録 |
| ntdll.dll | Windowsシステム関連 | Windows Update・再起動 |
| ucrtbase.dll | Cランタイムの問題 | Office再インストール |
🧠 ⑥ それでも直らないとき
- Officeを完全アンインストール → 再インストール
- Microsoft 365のライセンス再認証を実行
- クラウド保存(OneDrive)の競合を一時停止
ここまで試しても改善しない場合は、エラーログ内容をもとに個別対応が必要です。
💬 まとめ
| 症状 | 推奨対処 |
|---|---|
| 起動しない/落ちる | セーフモード起動・修復 |
| 重い/固まる | アドイン無効化・更新確認 |
| 保存・印刷で不具合 | テンプレートリセット・プリンタ確認 |
💡 Officeが不調なときは「セーフモード → 修復 → 更新確認」が基本三点セットです。
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