【保存版】Windows 11でインターネットを速くする方法10選【誰でもできる高速化テクニック】

はじめに

Windows 11 を使っていると、「なんだかネットが遅い…」「ページが開くのに時間がかかる」と感じることはありませんか? 実は、Windows 11 の設定をいくつか見直すだけで、ネット通信を体感で速くできる場合があります。

この記事では、誰でもできる高速化方法から、社内SEがよく使う実践テクニックまで、効果の高い順にまとめました。


① DNS(名前解決)を高速なものに変更する【効果大】

DNS はネットの住所録。遅い DNS を使っていると、すべての通信が遅くなります。

おすすめDNS

  • Google:8.8.8.8 / 8.8.4.4
  • Cloudflare:1.1.1.1 / 1.0.0.1

設定方法


設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi / 有線 → ハードウェアのプロパティ →
DNS の編集 → 手動 → IPv4 → 上記DNSを入力

② Wi-Fiを「5GHz/6GHz」優先に切り替える

2.4GHzは混雑しやすく、速度が極端に落ちます。 可能なら PC と ルーターを「5GHz」または「6GHz(Wi-Fi 6E)」に統一しましょう。


設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi →
既存Wi-Fiを削除 → 5GHzのSSIDを接続し直す

③ Wi-Fiアダプターの速度優先設定(Intelユーザーは必須)

  • Roaming Aggressiveness → 低
  • Preferred Band → 5GHz
  • Channel Width → 80MHz(高速)

デバイスマネージャー → ネットワークアダプター →
Wi-Fiカード → プロパティ → 詳細設定

④ 余計なバックグラウンドアプリを停止する

バックグラウンドで通信するアプリが多いほど、ネットは遅くなります。


設定 → アプリ → アプリと機能 → 不要なアプリを停止/アンインストール

⑤ 計測型の「帯域制限」設定を解除する

Windows Update の帯域制御が原因で速度が低下することがあります。


設定 → Windows Update → 詳細オプション →
配信の最適化 → 詳細オプション → 速度制限をすべてオフ

⑥ ネットワークアダプターのドライバーを更新する(25H2は必須)

特に Intel AX201 / AX211 / Realtek などは、古いドライバーだと速度低下が発生。

  • Intel → 最新版:23.170 以降
  • Realtek → 最新LAN/Wi-Fiドライバー

⑦ LANケーブルのカテゴリを見直す(有線ユーザー向け)

1Gbps回線なら「CAT6」、10Gbps回線なら「CAT6A」推奨。

古い「CAT5」は確実に速度が落ちるので注意。


⑧ 不安定なアプリ・VPNを一時停止する

VPN(NordVPN、ProtonVPNなど)は暗号化オーバーヘッドで通信を重くします。

  • 速度検証時はVPNオフにする
  • 企業用VPNはスプリットトンネル設定で改善される場合あり

⑨ IPv6を無効化して安定化させる(環境により効果)

一部ルーターやプロバイダがIPv6と相性悪いと、ページ読み込みが遅くなります。


コントロールパネル → ネットワークと共有センター →
アダプター → プロパティ → IPv6のチェックを外す

⑩ ルーター再起動・チャネル変更(最終的な安定化)

特にマンションは電波干渉で速度が大きく落ちます。

やるべき設定

  • チャネル固定:36, 40, 44, 48 など
  • バンドステアリングOFF(不安定な場合)
  • ルーター再起動

まとめ

Windows 11 のインターネット速度は、OS設定・Wi-Fi設定・DNS設定を見直すだけで大幅に改善できます。

まずやるべきベスト3:

  1. DNSを Google / Cloudflare に変更
  2. Wi-Fiを 5GHz/6GHz に統一
  3. Wi-Fiドライバー更新(Intelユーザー必須)

これだけでも多くの環境で体感速度が向上します。

さらに高速化したい場合は、背景アプリ停止やVPN調整など、上記のテクニックも合わせて行いましょう。

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