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✅ はじめに|PDF編集は「無料」「安価」「高価」どれを選ぶ?
ビジネスでも個人利用でも、今やPDF編集は当たり前の作業。
でも実際…
✔「無料でどこまでできるの?」
✔「ソースネクスト製は使える?」
✔「やっぱりAcrobat Proが最強?」
本記事では、無料/安価/高価の代表的なPDF編集ソフトを、メリット・デメリット込みで比較します。
① 無料ソフト代表:CubePDFシリーズ(日本製)
🔹 主な製品:
- CubePDF:PDF作成・パスワード保護
- CubePDF Utility:ページの並べ替え・削除・結合
- CubePDF Page:ページ操作に特化
- CubePDF ImagePicker:画像の取り出し
- CubePDF Professional(一部有料)
✅ メリット:
- 日本語UIで初心者でも扱いやすい
- インストールだけで使える・登録不要
- ページ編集・パスワード制限など基本はすべて無料で可
❌ デメリット:
- 本格的なテキスト編集や注釈挿入は不可(Professionalは有料)
- UIがやや古め
- 書類の再レイアウトには不向き
✅ CubePDFシリーズの違いとおすすめ用途
CubePDFは1つのソフトではなく、用途ごとに分かれたツール群です。以下にまとめました。
製品名 | 主な用途 | 無料/有料 | 機能概要 |
---|---|---|---|
CubePDF | PDF作成・変換 | 無料 | 印刷からPDF変換/パスワード・印刷禁止などの制限設定も可 |
CubePDF Utility | ページ編集 | 無料 | ページ削除・並べ替え・結合・分割などをGUIで操作 |
CubePDF Page | ページ単位のPDF処理 | 無料 | 指定ページの抽出・削除・並び替えが簡単にできる |
CubePDF ImagePicker | 画像抽出 | 無料 | PDF内の画像を一括で保存 |
CubePDF Professional | 高度編集(文字・注釈・透かし) | 有料 | Acrobat並の機能/商用利用にも◎ |
🔗 公式ページ: https://www.cube-soft.jp/
✅ 無料でできる!PDF編集の主な用途別おすすめツール
目的 | 推奨ツール | 無料? | 備考 |
---|---|---|---|
Word・ExcelなどからPDFを作成したい | CubePDF | ✅ | 印刷機能から変換できる |
ページの削除・結合・並び替え | CubePDF Utility/Page | ✅ | ページ操作に特化した無料GUIツール |
PDFをパスワード付きで保存したい | CubePDF | ✅ | コピー・印刷禁止などの制限も可能 |
PDFの中身(画像)を取り出したい | CubePDF ImagePicker | ✅ | プレゼン資料などから抜き出す時に便利 |
内容そのものを編集(文字修正)したい | Acrobat Pro/CubePDF Professional | ❌(有料) | レイアウト崩れなく編集するなら有料が◎ |
② 安価ソフト代表:ソースネクスト「いきなりPDF」シリーズ
🔹 主な製品:
- いきなりPDF BASIC/COMPLETE/EDIT/STANDARDなど
- 買い切り型(例:3,000円〜7,000円)
✅ メリット:
- 日本語対応&オフラインで使える
- ページ編集・文字修正・パスワード設定など幅広く対応
- サポートあり/企業でも導入実績あり
❌ デメリット:
- UIが古めで動作がやや重いことも
- OCR機能は非搭載(画像PDFは編集不可)
- 更新頻度が少ないため新OSとの相性に注意
✅ 主な違い:いきなりPDF Standard vs Complete
機能/製品 | Standard | Complete |
---|---|---|
PDF作成(Wordなどから) | ✅ | ✅ |
ページの削除/挿入/結合 | ✅ | ✅ |
文字・画像の編集(テキスト修正) | ❌ | ✅ |
PDFからOfficeファイルへの変換(逆変換) | ❌ | ✅ |
パスワード設定・印刷制限 | ✅ | ✅ |
注釈(マーカー/コメント) | ❌ | ✅ |
しおり・リンク・スタンプ | ❌ | ✅ |
複数ファイルの一括変換・処理 | ❌ | ✅ |
PDFファイルの圧縮 | ❌ | ✅ |
✅ 各製品の特徴
- Standard(スタンダード)
→ 主にページ操作やセキュリティ設定が中心。編集というより、組み立てや分割用途に強い。
→ 価格は安価でコスパ重視の方向け。 - Complete(コンプリート)
→ テキスト・画像編集や注釈、Office変換や一括処理などの高度機能をフル搭載。
→ PDF業務が多い人や、Acrobat Proの代替として使いたい人向け。
✅ 結論:どちらを選ぶべき?
利用シーン | おすすめ |
---|---|
PDFの閲覧・結合・分割・保護が中心 | ✅ Standard |
テキスト修正/業務レベルの変換や注釈が必要 | ✅ Complete |
③ 高価ソフト代表:Adobe Acrobat Pro(サブスク制)
🔹 主な特徴:
- 月額1,738円〜(個人)/法人向けはTeamライセンスあり
- PDF業界の標準ツール/すべての編集・変換機能を搭載
✅ メリット:
- テキスト・画像・注釈・しおり・リンクなど完全編集
- 高精度OCR対応/紙文書の検索可能化もOK
- 法人導入/電子署名/一括バッチ編集も対応
❌ デメリット:
- 月額制でランニングコストがかかる
- 機能が多すぎて初心者にはやや難しい
- PCスペックによっては動作が重く感じることも
✅ 比較まとめ|どれを選ぶべきか?【比較表】
機能/特長 | CubePDF系(無料) | ソースネクスト(安価) | Acrobat Pro(高価) |
---|---|---|---|
費用 | 0円 | 買い切り3,000〜7,000円 | 月額1,738円〜 |
テキスト編集 | ❌(Pro除く) | △(できるが不完全) | ◎ |
ページの編集 | ◎ | ◎ | ◎ |
OCR(画像→文字) | ❌ | ❌ | ◎(高精度) |
パスワード・印刷制限 | ◎ | ◎ | ◎ |
サポート/法人向け | △(なし) | △ | ◎(導入多数) |
オンライン署名/電子印鑑 | ❌ | △ | ◎ |
✅ まとめ|使い方に合わせて最適なPDFツールを選ぼう
あなたの用途 | おすすめ |
---|---|
月1回、ページ編集だけでいい | ✅ CubePDF Utility/Page(無料) |
ときどき修正や変換もしたい | ✅ ソースネクスト「いきなりPDF EDIT」 |
仕事で毎日使う・電子署名も必要 | ✅ Adobe Acrobat Pro 一択 |
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ソースネクスト | いきなりPDF Ver.12 COMPLETE (最新版) | PDF作成・編集・変換ソフト | Windows対応
お手頃で買い切りなのでこちらは結構おすすめではありますが
こだわりがなければフリーでもいいと思います
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ソースネクスト | いきなりPDF Ver.12 STANDARD (最新版) | PDF作成・編集・変換ソフト | Windows対応