新しいパソコンに買い替えるとき、**「何を移せばいいのか分からない…」**と悩む方は多いはず。
この記事では、Windowsパソコンの買い替え時に移行すべきデータや設定項目、注意点、実際の移行手順まで、分かりやすくまとめました。
Contents
✅ 移行前にやるべきこと【準備編】
項目 | 説明 |
---|---|
バックアップの実施 | 万が一に備え、外付けHDDやクラウドに重要データを保存 |
現PCのストレージ使用量を確認 | データ量を把握し、移行先ストレージ容量と比較 |
ソフトのライセンス確認 | 有償ソフトは移行前にライセンス解除が必要なことも |
Microsoftアカウント確認 | WindowsやOneDrive、Office連携に必要 |
📂 主な移行対象データ一覧【チェックリスト】
カテゴリ | 内容 | 保存場所の例 |
---|---|---|
ドキュメント類 | Word/Excel/会議資料など | C:\Users\ユーザー名\Documents |
デスクトップ上のファイル | つい置きがちな重要ファイル | C:\Users\ユーザー名\Desktop |
画像・動画・音楽 | スマホ取り込み・録音音声・スクショなど | Pictures Videos Music フォルダ |
メールデータ | Outlook、Thunderbirdなど | pstファイルなど(場所要確認) 大抵ドキュメントの中にある Thunderbirdは指定のフォルダが有る |
ブラウザの設定 | お気に入り・ブックマーク・パスワード | Edge/Chrome/Firefox(同期 or エクスポート) |
ダウンロードフォルダ | 忘れがち!PDFやzipなど | Downloads |
アプリケーションデータ | 会計ソフト・名刺管理など | アプリ固有のフォルダや設定要確認 |
プリンタ・ネットワーク設定 | IP・SSID・VPNなど | スクショやメモを取っておくと安心 |
フォント・辞書・IME設定 | ユーザー辞書やカスタムフォント | 各ソフトの設定画面からエクスポート |
🛠データ移行の方法を画像で解説(基本のみ)
①エクスプローラーを開く

②PCを選択する

③ローカルディスク(C:)を選択

④ユーザーを選択

⑤自分のログインしているユーザーを選択 PCを立ち上げるときに出てくるときの名前(基本)

⑥ここのフォルダ内にある赤いカッコで印をつけているデータをすべてコピーして外部媒体またはNAS等に保存する

⑦基本的な運用はこれで大丈夫ですが 特殊な運用している場合は他のデータのバックアップも必要です
🛠 データ移行の方法【ツール・手段】
🔹 方法①:外付けHDD/USBメモリで手動コピー
- メリット:簡単・コスト不要
- デメリット:ファイルの取りこぼしに注意
🔹 方法②:OneDrive/Google Driveなどクラウド
- メリット:自動同期・引き継ぎがスムーズ
- デメリット:容量制限/通信環境が必要
🔹 方法③:PCメーカー提供の移行ツール(富士通・NECなど)
- メリット:初心者でも簡単に使える設計
- デメリット:旧PC・新PC両方にソフト導入が必要
🔹 方法④:Windowsの「PC 移行アシスタント」
- Windows 11/10 同士なら、ネットワーク経由の移行も可能
⚠ 移行時の注意点
- ソフトの再インストールが必要なケースがほとんど
- ライセンスの再認証(例:Adobe、Office、ウイルス対策ソフトなど)
- 法人PCの場合は管理者権限・セキュリティポリシーに注意
- 移行後は、旧PCのデータ消去・初期化を忘れずに(個人情報保護)
🎯 データ移行のおすすめ手順(流れ)
- 旧PCのバックアップ取得(外付け or クラウド)
- 必要なライセンスを解除・控える(Adobe、Officeなど)
- 移行対象フォルダ・データを確認・整理
- 新PCで必要なアプリ・プリンタ・ネットワーク環境をセットアップ
- ファイル移行と設定反映(OneDriveや手動コピー)
- 新PCで正常動作を確認 → 旧PCを初期化
✅ まとめ|「抜け漏れなく」「安全に」引っ越すコツ
- データだけでなく、設定やアプリもリスト化しておく
- クラウド+外付けHDDの併用が安心
- 法人や大事な情報がある場合は、専門業者への依頼も選択肢に
- 会計ソフト等を利用しているときは注意する
リンク
SSDでデータ移行するとかなり早いです