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✅ はじめに
「最近パソコンが重い、遅い…」と思ったとき、すぐに買い替えを検討する人も多いですが、実は設定やメンテナンスで改善できることがたくさんあります。
この記事では、無料または低コストで試せる対策をまとめました。
1. Windows標準機能でできる無料対策
🧹 ① ディスクのクリーンアップ
- Windows標準の「ストレージセンサー」で不要ファイルを削除
- 手順:
- 設定 → システム → 記憶域 → ストレージセンサー → 実行
🚀 ② スタートアップアプリの見直し
- 起動時に自動で立ち上がるアプリを停止
- 手順:Ctrl + Shift + Esc → タスクマネージャー → スタートアップ
📌 ③ Windows Updateの適用
- 更新で動作が安定する場合がある
- 設定 → Windows Update → 更新プログラムの確認
🔍 ④ ドライブの最適化
- HDDの場合は「デフラグ」
- SSDの場合は自動で最適化されるが、手動で確認も可能
2. Windows標準機能で見直すべき設定項目
① 視覚効果の調整(アニメーションをオフにする)
- デフォルトでウィンドウのアニメーションや影が有効になっている → 動作が遅く感じる原因
- 手順:
- 検索窓で「パフォーマンス」と入力 → 「Windowsの外観とパフォーマンスの調整」
- 「パフォーマンスを優先する」を選択
② バックグラウンドアプリの制御
- 常に動作しているアプリが多いとリソースを消費
- 手順:
設定 → プライバシーとセキュリティ → バックグラウンドアプリ → 不要なアプリをオフ
③ 電源プランの設定
- 省電力モードだとCPU性能が抑えられて遅くなる
- 手順:
設定 → システム → 電源とバッテリー → 電源モード → 「高パフォーマンス」や「バランス」に変更
④ 仮想メモリ(ページファイル)の調整
- メモリ不足時に使われる「仮想メモリ」を最適化
- 手順:
コントロールパネル → システム → 詳細設定 → パフォーマンス設定 → 詳細設定 → 仮想メモリ
⑤ インデックス(検索機能)の調整
- Windows検索用の「インデックス」が多すぎるとCPUを消費
- 手順:
設定 → 検索 → Windows検索 → 「クラシック」に変更し、必要なフォルダだけ指定
⑥ 不要な通知やフィードをオフにする
- 通知や「ニュースと関心事項」が常に動作するとリソースを消費
- 手順:
- 設定 → 通知 → 不要なアプリをオフ
- タスクバーを右クリック → ニュースと関心事項 → 「オフ」
⑦ ストレージの自動最適化(ストレージセンサー)
- 古い一時ファイルやゴミを自動削除
- 手順:
設定 → システム → 記憶域 → ストレージセンサーを有効
3. 無料ソフトでできる改善策
🧼 CCleaner(無料/有料版あり)
- 一時ファイル、キャッシュの削除に強い
- レジストリの不要項目整理も可能
- 注意:誤削除を避けるためバックアップ推奨
🛡 AdwCleaner(無料)
- 広告系ソフトや不要ツールを削除して軽快化
📊 CrystalDiskInfo(無料)
- HDDやSSDの健康状態をチェック
- 遅さの原因が「寿命」かどうか判別できる
4. 低コストでできるハード対策
💾 メモリ増設(数千円〜)
- 4GB → 8GB以上で体感速度が大幅改善
⚡ SSD換装(1万円前後〜)
- HDDからSSDに変えると 起動時間が数分→数十秒に短縮
- データ移行ツール付きのSSDなら初心者でも簡単
5. それでも改善しない場合は?
- ハードの寿命(HDDの劣化、ファンの劣化など)
- 古すぎるCPU(Core i3 第4世代以前など)
→ 無理に使い続けるより 買い替えの方がコスパ良いケースも多い
💡 まとめ
- まずは無料でできる対策(クリーンアップ、スタートアップ整理)
- 次に低コストの強化(メモリ増設、SSD換装)
- それでもダメなら 買い替え検討
👉 特に SSD換装 + メモリ増設 は、5年以上使っているPCを「新品同様に復活」させることもあります。
リンク
メモリ4G、HDDは救いようが有りません 買い替えてください
Ctrl + Alt +Del を押してタスクマネージャー で開いた画面でパフォーマンスを選択してメモリの容量、またはHDD/SSDを確認してみてください