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✅ こんな時どうする?
- 間違って怪しいメールを開いてしまった
- 添付ファイルをクリックしてしまった
- 本物そっくりのサイトにアクセスしてしまった
- 個人情報を入力してしまった
👉 「開いただけ」なら大きな被害は少ない場合もありますが、
添付やリンクを開いたら、まずネットを切断して被害拡大を防ぐことが最重要です。
1. メールを「開いただけ」の場合
- 危険度:低い
→ 本文を読むだけではウイルス感染の可能性は低い
→ ただし「開封トラッキング」などで発信者に通知が行く場合あり
対処法
- メールを削除する
- 添付やリンクには触らない
- セキュリティソフトで念のためスキャン
2. 添付ファイルを開いてしまった場合
- 危険度:中〜高
→ Word、Excel、PDF にマクロや不正コードが仕込まれている可能性あり
対処法(初動が重要!)
- ネットワークを切断(Wi-Fiオフ/LANケーブルを抜く)
- セキュリティソフトでフルスキャン
- 不審な挙動があればすぐに専門家や社内の情報システム部門に相談
- 業務PCの場合は必ず上司・管理部署へ報告
3. リンクをクリックしてしまった場合
- 危険度:中
→ 偽サイトに誘導されるケース多数
対処法
- すぐにブラウザを閉じる
- キャッシュや履歴を削除
- 個人情報を入力していなければ、大きな被害の可能性は低い
4. 偽サイトに個人情報を入力してしまった場合
- 危険度:非常に高い
→ パスワード・クレジットカード情報・住所などが漏れる恐れ
対処法
- 入力した情報ごとに対応
- パスワード → すぐに変更(他サービスで同じものを使っていれば全て変更)
- クレジットカード → すぐにカード会社へ連絡し、利用停止・再発行を依頼
- 住所・電話番号 → 不審な連絡に注意、必要なら警察相談
- 追加行動
- 警察のサイバー犯罪相談窓口
- IPA(情報処理推進機構)への相談
5. やってはいけないNG行動
- メールに返信する(=アドレスが有効とバレる)
- 「配信停止リンク」をクリック(偽装の可能性が高い)
- そのまま放置する(気づかぬうちに被害拡大)
6. 再発防止のためにできること
- セキュリティソフトを最新に保つ
- Windows Updateを適用
- メールソフトで画像自動表示をオフにする(開封通知防止)
- 二段階認証を有効化して乗っ取り対策
- 社内なら「報告フロー」を明確にしておく
📊 対応フローチャート(文章版)
- メールを開いた?
└ はい → 添付やリンクを開いた?
└ いいえ → 削除+スキャン
└ はい → まずネットを切断!
└ 個人情報を入力した?
└ いいえ → スキャン+注意
└ はい → パスワード変更/カード会社へ連絡/警察相談
✅ まとめ
- 開いただけなら被害は少ないが削除+スキャンは必須
- 添付やリンクを開いたら「即ネット遮断」が最優先
- 個人情報を入力してしまったら直ちに変更・連絡
- 社内の場合は必ず報告し、組織として対処する
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