2026年9月のWindows 11セキュリティ更新をインストールした後、一部の環境でWSLやHyper-VベースのLinux仮想マシンから、Windowsホスト側の共有フォルダーが見えなくなる不具合をMicrosoftが正式に確認しました。
影響を受ける環境では、Linux仮想マシン自体は正常に起動するものの、Windows側からPlan9を利用して共有していたフォルダーがゲスト環境へ表示されなかったり、アクセスできなくなったりします。
Microsoftは2026年9月11日、この問題をWindows Release Healthの既知の問題として公開しました。
Windows 11 24H2・25H2では2026年9月8日公開の「KB5124008」、Windows 11 26H1では「KB5124012」、Windows 11 23H2では「KB5122880」が発生元の更新として案内されています。
特に注意したいのが、Windows Subsystem for Linux(WSL)も影響対象としてMicrosoftから明記されている点です。
一方で、Plan9機能を使用していない通常のHyper-V仮想マシンは今回の問題の影響を受けません。
この記事の結論
- 2026年9月のWindows Update後にPlan9共有の不具合をMicrosoftが確認
- WSLやHCS管理のLinux VMが影響対象
- Linux VM自体は正常に起動する
- Windowsホストから共有したフォルダーが見えなくなる場合がある
- 共有フォルダーへアクセスできなくなる場合がある
- 「Plan9ドライブ共有がマウントされていない」旨のエラーが出る場合がある
- Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008が発生元
- Windows 11 26H1ではKB5124012が発生元
- Windows 11 23H2ではKB5122880が発生元
- Plan9を使わない通常のHyper-V VMは影響対象外
- 2026年9月13日時点では恒久修正版は未公開
- どんな不具合が発生している?
- Microsoftが2026年9月11日に正式確認
- Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008
- Windows 11 26H1ではKB5124012
- Windows 11 23H2ではKB5122880
- 影響を受けるWindows
- WSLも今回の問題の影響対象
- Plan9とは?
- HCSとは?
- VMは正常に起動する
- 「Plan9 drive shares were mounted」のエラー
- Claude Coworkも影響対象としてMicrosoftが明記
- 通常のHyper-V仮想マシンは影響する?
- 通常のSMB共有は今回の問題と同じ?
- 自分のPCが影響しているか確認する方法
- KB5124008が入っているか確認する方法
- WSLで共有フォルダーが見えない場合の対処
- まずWSLを再起動して確認する
- PC再起動で直る?
- WSLを再インストールする必要はある?
- Hyper-Vを無効化・再有効化する必要はある?
- 共有設定を作り直せば直る?
- SMB共有へ一時的に切り替える方法もある
- 9月更新をアンインストールすれば直る?
- 企業・開発環境では特に注意
- データが消えたわけではない?
- Windows側で元ファイルを確認する
- WSL内のLinuxファイルは今回の問題と別
- Microsoftは修正版を準備中
- 修正版が公開されたらどうする?
- 今回の問題を整理
- WSL・Linux VM共有不具合チェックリスト
- Windows 11 24H2 Home・Proは10月13日にサポート終了
- まとめ
- よくある質問
- 参考資料
どんな不具合が発生している?
今回の問題は、Windows上で動作するLinux仮想マシンとWindowsホスト間のフォルダー共有に関する不具合です。
Microsoftによると、HCSで管理される仮想マシンを利用するアプリケーションで、Plan9を使ってWindowsホストとLinux VMの間でフォルダー共有を行うと問題が発生する場合があります。
主な症状
- Linux VMは正常に起動する
- Windows側の共有フォルダーがLinux側に表示されない
- 共有フォルダーへアクセスできない
- 共有ドライブがマウントされていないというエラーが表示される
- 共有フォルダーを利用するアプリやサンドボックスが正常に動作しない
特徴
Linux仮想マシン自体が起動しない問題ではありません。
VMは起動するものの、WindowsホストとのPlan9共有だけが利用できなくなる点が今回の特徴です。
Microsoftが2026年9月11日に正式確認
Microsoftは2026年9月11日、Windows Release Healthへ今回の問題を追加しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題 | Hyper-VベースLinux VMでホストフォルダー共有を利用できない場合がある |
| Microsoftの状態 | Confirmed(確認済み) |
| 公開日 | 2026年9月11日 |
| 原因となる更新 | 2026年9月セキュリティ更新 |
| 恒久修正 | Microsoftが対応中 |
2026年9月13日時点では、「Resolved(解決済み)」にはなっていません。
Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008
Windows 11 24H2・25H2では、2026年9月8日に公開されたセキュリティ更新「KB5124008」が発生元として案内されています。
| Windows 11 | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| 25H2 | KB5124008 | 26200.9445 |
| 24H2 | KB5124008 | 26100.9445 |
9月8日より前は正常だったWSLやLinux VMの共有フォルダーが、KB5124008適用後から突然見えなくなった場合は今回の問題に該当している可能性があります。
Windows 11 26H1ではKB5124012
Windows 11 26H1では「KB5124012」が発生元です。
| Windows 11 | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| 26H1 | KB5124012 | 28000.2954 |
26H1は一部の新しいハードウェア向けWindows 11なので、一般的な24H2・25H2 PCにはKB5124012は配信されません。
Windows 11 23H2ではKB5122880
Windows 11 23H2でも同じ問題が確認されています。
対象となるのは2026年9月8日公開の「KB5122880」です。
| Windows 11 | 対象KB | OSビルド |
|---|---|---|
| 23H2 | KB5122880 | 22621.7582 |
影響を受けるWindows
Microsoftが現在案内している影響対象は次のとおりです。
- Windows 11 26H1
- Windows 11 25H2
- Windows 11 24H2
- Windows 11 23H2
Windows Serverは今回の問題の影響対象として案内されていません。
| プラットフォーム | 影響 |
|---|---|
| Windows 11 26H1 | 対象 |
| Windows 11 25H2 | 対象 |
| Windows 11 24H2 | 対象 |
| Windows 11 23H2 | 対象 |
| Windows Server | 対象外 |
WSLも今回の問題の影響対象
今回特に重要なのが、MicrosoftがWindows Subsystem for Linux(WSL)を影響を受けるアプリケーションの例として明記していることです。
WSLでは、Windows側のファイルやフォルダーへLinux環境からアクセスする仕組みが利用されています。
今回の問題に該当すると、Plan9経由で提供される共有フォルダーがLinux側へ正常にマウントされず、アクセスできなくなる可能性があります。
WSL利用者は注意
Windows Update後にWSL自体は起動するのに、Windows側のフォルダーが突然見えなくなった場合は今回の既知の問題を疑ってください。
Plan9とは?
Plan9は、WindowsホストとLinux仮想マシンなどの間でファイルやフォルダーを共有するために利用される仕組みの一つです。
今回の問題では、このPlan9を利用したホストフォルダー共有が正常に動作しなくなります。
利用者が「Plan9」という名前を意識して設定していなくても、WSLや一部の仮想化・サンドボックス環境が内部的に利用している場合があります。
HCSとは?
Microsoftの公式説明では「HCS-managed virtual machines」という表現が使われています。
HCSはHost Compute Serviceのことで、Windows上でコンテナーや軽量仮想マシンなどを管理するための基盤です。
WSLなどでも、Windowsの仮想化基盤と組み合わせて利用されます。
今回の不具合は、HCSで管理されるLinux VMとWindowsホストのPlan9共有で発生します。
VMは正常に起動する
今回の問題で少し分かりにくいのが、仮想マシンそのものは正常に起動する点です。
例えば、WSLを起動するとLinuxシェル自体は開ける場合があります。
そのため、一見するとWSLやHyper-Vは正常に動いているように見えます。
しかしWindows側から共有しているフォルダーへ移動しようとすると、フォルダーが存在しなかったりアクセスできなかったりします。
「Plan9 drive shares were mounted」のエラー
共有フォルダーに依存するアプリケーションやサンドボックス環境では、Plan9ドライブ共有がマウントされていないことを示すエラーが表示される場合があります。
エラー内容は利用しているアプリによって異なるため、必ず同じ文言になるとは限りません。
ただし、Windows Update後に「共有ドライブがマウントされていない」「共有フォルダーが存在しない」といったエラーが出始めた場合は、今回の問題と関連している可能性があります。
Claude Coworkも影響対象としてMicrosoftが明記
Microsoftは今回の問題の影響を受けるアプリケーションとして、WSLとともにClaude Coworkも例として挙げています。
これは、WindowsホストとLinux仮想マシン間のPlan9共有を利用するアプリケーションやサンドボックス環境で広く影響する可能性があることを示しています。
ただし、今回の問題がWSLやClaude Coworkだけに限定されているという意味ではありません。
通常のHyper-V仮想マシンは影響する?
すべてのHyper-V仮想マシンが影響するわけではありません。
Microsoftは「Plan9機能を使用しないStandard Hyper-V virtual machinesは影響を受けない」と明記しています。
影響の有無
| 環境 | 今回の問題 |
|---|---|
| WSL | 影響する場合あり |
| HCS管理Linux VM+Plan9 | 影響する場合あり |
| Plan9依存のサンドボックス | 影響する場合あり |
| Plan9を使わない通常のHyper-V VM | 影響対象外 |
通常のSMB共有は今回の問題と同じ?
Microsoftが今回案内しているのはPlan9によるホストフォルダー共有です。
一般的なWindowsネットワーク共有で利用するSMBそのものの障害としては案内されていません。
そのため、「共有フォルダーが見えない」という症状だけで、SMB共有まで同じ問題だと判断しないようにしてください。
自分のPCが影響しているか確認する方法
今回の問題への該当を判断する際は、次の条件を確認してください。
- Windows 11 23H2・24H2・25H2・26H1を使用している
- 2026年9月8日のセキュリティ更新を適用している
- WSLまたはLinux VMを利用している
- Windowsホストとのフォルダー共有を利用している
- 9月更新前は正常だった
- 9月更新後から共有フォルダーが見えなくなった
- Linux VM自体は正常に起動する
これらに当てはまる場合は今回の既知の問題に該当している可能性があります。
KB5124008が入っているか確認する方法
Windows Updateから確認
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新の履歴」を開く
- KB5124008が表示されているか確認する
winverで確認
- Windowsキー+Rを押す
- 「winver」と入力する
- 「OK」をクリックする
| Windows 11 | 9月更新後のOSビルド |
|---|---|
| 25H2 | 26200.9445 |
| 24H2 | 26100.9445 |
| 26H1 | 28000.2954 |
| 23H2 | 22621.7582 |
WSLで共有フォルダーが見えない場合の対処
2026年9月13日時点では、Microsoftは今回の問題に対する正式な回避策を案内していません。
Microsoftの現在の案内は「解決策に取り組んでおり、追加情報があればドキュメントを更新する」という状態です。
現在のMicrosoft公式状況
- 状態はConfirmed(確認済み)
- 原因となる更新は2026年9月セキュリティ更新
- WSLも影響対象
- Plan9を使わない通常Hyper-V VMは対象外
- Microsoft公式の回避策は現時点でなし
- 恒久修正版もまだ未公開
まずWSLを再起動して確認する
一時的な状態の切り分けとして、WSLを終了して再起動する方法は試せます。
Windows TerminalやPowerShellから次のコマンドを実行します。
wsl --shutdown
その後、再度WSLを起動して共有フォルダーが表示されるか確認します。
ただし、Microsoftはこの操作を今回の既知の問題の正式な回避策として案内していません。
改善しない場合は、何度も再起動を繰り返す必要はありません。
PC再起動で直る?
PCを一度再起動して確認することはできます。
ただし、今回の問題はWindows Updateによる既知の不具合なので、再起動だけで恒久的に解消するとは限りません。
再起動しても共有フォルダーが見えない場合は、Microsoftの修正版を待つ必要があります。
WSLを再インストールする必要はある?
おすすめしません。
今回の問題はMicrosoftがWindows Update後の既知の問題として確認しています。
WSLそのものが壊れたと判断して、Linuxディストリビューションを削除・再インストールする必要はありません。
注意
WSLディストリビューションを削除すると、Linux環境内のデータまで失う可能性があります。
今回の問題だけを理由にWSLを初期化・削除しないことをおすすめします。
Hyper-Vを無効化・再有効化する必要はある?
基本的にはおすすめしません。
MicrosoftはHyper-V機能そのものの破損を原因として案内していません。
また、Plan9を使わない標準Hyper-V VMは今回の問題の影響を受けないとしています。
そのため、Hyper-V機能全体を無効化して再構成するのは過剰な対応になる可能性があります。
共有設定を作り直せば直る?
今回の問題は、Windowsホスト側のPlan9共有をLinuxゲストへ正常にマウントできないことが原因です。
共有設定を削除して作り直しても改善しない可能性があります。
正常だった共有設定を無理に削除せず、修正版が提供されるまで設定を保存しておく方が安全です。
SMB共有へ一時的に切り替える方法もある
業務上どうしてもWindowsとLinux間でファイル共有が必要な場合は、環境によってはPlan9以外の共有方式を一時的に利用する方法があります。
例えば、Windows側にSMB共有を作成し、Linux側からネットワーク共有としてアクセスする方法です。
ただし、これはMicrosoftが今回の問題向けに公式回避策として案内しているものではありません。
ネットワーク構成やセキュリティ設定が必要になるため、企業環境では管理者の判断で実施してください。
不確かな部分
SMBへの切り替えは技術的な代替策にはなりますが、Microsoft公式の今回の問題専用回避策ではありません。
環境によっては利用できない場合があります。
9月更新をアンインストールすれば直る?
今回の問題が2026年9月のセキュリティ更新後に発生しているため、更新を削除することで症状が変化する可能性はあります。
しかし、KB5124008・KB5124012・KB5122880はいずれもセキュリティ更新です。
アンインストールすると、9月に修正されたWindowsの脆弱性対策も外れる可能性があります。
Microsoftも現時点では更新のアンインストールを今回の問題の正式な回避策として案内していません。
更新削除について
一般ユーザーが安易に9月セキュリティ更新を削除することはおすすめしません。
業務に重大な影響がある場合は、セキュリティリスクを評価したうえで管理者が判断してください。
企業・開発環境では特に注意
今回の問題は、WSLやLinux VMを開発・ビルド・検証に利用している環境で影響が大きくなる可能性があります。
影響が考えられる環境
- WSLでWindows側のソースコードを参照している
- Linux VMからWindowsホストの作業フォルダーを利用している
- Plan9共有へ依存する開発ツールを利用している
- サンドボックス環境でホストフォルダーを利用している
- CI・開発環境で共有フォルダーを前提にしている
共有が利用できなくなると、ソースコード自体は存在していてもLinux環境から参照できず、ビルドやテストが失敗する可能性があります。
データが消えたわけではない?
今回のMicrosoft公式情報では、共有フォルダー内のファイルが削除される問題とは説明されていません。
Windowsホスト側から共有しているフォルダーがLinuxゲスト環境に表示されなかったり、アクセスできなかったりする問題です。
重要
Linux側からフォルダーが見えなくなっても、すぐに「データが消えた」と判断しないでください。
まずWindowsホスト側で元のファイルが残っているか確認してください。
Windows側で元ファイルを確認する
WSLやLinux VMから共有フォルダーが見えない場合は、まずWindows側で元のファイルが残っているか確認しましょう。
WindowsのFile Explorerから対象フォルダーを開き、ファイルが正常に存在していれば、今回のPlan9共有問題である可能性が高くなります。
WSL内のLinuxファイルは今回の問題と別
今回の不具合は、WindowsホストからLinuxゲストへ提供するPlan9共有に関する問題です。
Linuxディストリビューション内部のファイルシステムそのものが消える問題としては案内されていません。
WSLのホームディレクトリなどLinux側だけに保存しているデータについては、今回の共有フォルダー問題とは分けて考えてください。
Microsoftは修正版を準備中
Microsoftは現在、この問題を解決するための作業を進めています。
2026年9月13日時点では、修正版の具体的なKB番号や公開日は発表されていません。
現在わかっていること
- 問題はMicrosoft確認済み
- 2026年9月更新が発生元
- Plan9共有に限定された問題
- WSLも影響対象
- 標準Hyper-V VMはPlan9未使用なら影響なし
- 公式回避策は未発表
- 修正版のKB番号・公開日は未定
修正版が公開されたらどうする?
Microsoftから修正版が提供された場合は、検証環境で共有フォルダーが正常に表示されることを確認したうえで、修正版を含む最新Windows Updateへ更新するのが基本です。
9月のセキュリティ更新を一時的に削除している場合でも、修正版公開後は最新状態へ戻すことをおすすめします。
今回の問題を整理
| 症状・環境 | 現在の扱い |
|---|---|
| Linux VMが起動する | 正常 |
| Plan9共有フォルダーが表示されない | Microsoft確認済み |
| Plan9共有へアクセスできない | Microsoft確認済み |
| WSL | 影響対象 |
| HCS管理Linux VM | 影響対象 |
| Plan9依存のサンドボックス | 影響する可能性あり |
| 通常Hyper-V VM・Plan9未使用 | 影響対象外 |
| Windows Server | 影響対象外 |
| データ削除 | Microsoftは確認していない |
WSL・Linux VM共有不具合チェックリスト
| 確認項目 | 確認内容 | チェック |
|---|---|---|
| Windows | 23H2・24H2・25H2・26H1か | □ |
| 9月更新 | 対象KBが入っているか | □ |
| WSL | Linux環境自体は起動するか | □ |
| 共有フォルダー | Linux側で見えているか | □ |
| Windows側 | 元ファイルが存在するか | □ |
| Plan9 | Plan9共有を利用する環境か | □ |
| 再起動 | WSL・PCを再起動して確認したか | □ |
| 代替手段 | 必要なら別共有方式を検討したか | □ |
| Microsoft | Release Healthを確認したか | □ |
Windows 11 24H2 Home・Proは10月13日にサポート終了
Windows 11 24H2 Home/Proを利用している場合は、今回のPlan9問題だけでなくOS自体のサポート期限にも注意してください。
Windows 11 24H2 Home/Proは2026年10月13日に更新提供が終了します。
サポート終了後は通常の月例セキュリティ更新や既知の問題の修正を受け取れなくなるため、25H2などサポート中のWindows 11への移行を進めてください。
まとめ
2026年9月のWindowsセキュリティ更新後、一部のWSL・Hyper-VベースLinux VM環境で、WindowsホストからPlan9を利用して共有しているフォルダーが表示されない、またはアクセスできない不具合をMicrosoftが確認しました。
Windows 11 24H2・25H2ではKB5124008、26H1ではKB5124012、23H2ではKB5122880が発生元として案内されています。
特徴的なのは、Linux VMそのものは正常に起動する点です。
そのため、「WSLは起動するのにWindows側の共有フォルダーだけ見えない」という場合は今回の問題を疑うとよいでしょう。
MicrosoftはWSLとClaude Coworkを影響対象の例として挙げています。
一方、Plan9機能を使用していない通常のHyper-V仮想マシンは今回の問題の影響を受けません。
最終的な結論
- 2026年9月更新後のPlan9共有不具合はMicrosoft確認済み
- WSLも公式に影響対象
- Linux VM自体は正常に起動する
- Windows側の共有フォルダーだけ見えなくなる場合あり
- 共有へアクセスできなくなる場合あり
- 24H2・25H2ではKB5124008が発生元
- 26H1ではKB5124012が発生元
- 23H2ではKB5122880が発生元
- Plan9を使わない通常Hyper-V VMは影響対象外
- データが消えたとすぐ判断しない
- WSLの再インストールや初期化はおすすめしない
- 2026年9月13日時点でMicrosoft公式回避策・恒久修正版は未公開
今回の問題は、WSLやLinux VMを開発環境として日常的に利用しているユーザーほど影響が大きくなります。
共有フォルダーが突然消えたように見えても、まずWindows側に元ファイルが残っていることを確認してください。
Microsoftから修正版が公開された場合は、設定を大きく変更したり古い更新を削除し続けたりするのではなく、修正を含む最新のWindows Updateへ更新するのが基本的な対応になります。
よくある質問
2026年9月のWindows UpdateでWSLの共有フォルダーが消える不具合はありますか?
はい。Microsoftが正式に確認しています。Plan9を利用したホストフォルダー共有がLinuxゲスト側へ表示されない、またはアクセスできなくなる場合があります。
WSL自体が起動しなくなるのですか?
いいえ。Microsoftによると、影響を受けた仮想マシンは正常に起動します。問題はPlan9による共有フォルダーです。
Windows 11 24H2・25H2の対象KBは何ですか?
2026年9月8日公開のKB5124008です。
Windows 11 26H1も対象ですか?
はい。26H1ではKB5124012が発生元として案内されています。
Windows 11 23H2も対象ですか?
はい。23H2ではKB5122880が発生元です。
通常のHyper-V仮想マシンにも影響しますか?
Plan9を使用していない標準的なHyper-V仮想マシンは今回の問題の影響を受けないとMicrosoftが案内しています。
共有フォルダーのデータが消えたのですか?
Microsoftはデータ削除の問題とは説明していません。Windowsホスト側ではファイルが残っている可能性があるため、まずWindows側から確認してください。
WSLを再インストールした方がよいですか?
おすすめしません。今回の問題はWindows Update後の既知の問題です。WSLディストリビューションを削除するとデータを失う可能性があります。
wsl –shutdownで直りますか?
切り分けとして試すことはできますが、Microsoft公式の回避策ではありません。改善しない場合は何度も繰り返す必要はありません。
SMB共有へ変更すれば使えますか?
環境によっては代替手段になりますが、Microsoft公式の今回の問題向け回避策ではありません。企業ではセキュリティ設定を含め管理者が判断してください。
9月更新をアンインストールした方がよいですか?
9月更新はセキュリティ更新なので安易な削除はおすすめしません。業務に重大な影響がある場合は、セキュリティリスクと業務影響を評価して管理者が判断してください。
修正版は出ていますか?
2026年9月13日時点ではMicrosoftは解決に取り組んでいる段階で、具体的な修正版のKB番号や公開日は発表されていません。


























コメントを残す