2026年9月22日、MicrosoftはWindows 11 バージョン24H2・25H2向けに、プレビュー累積更新「KB5124010」を公開しました。
KB5124010をインストールすると、Windows 11 25H2はOSビルド「26200.9550」、Windows 11 24H2は「26100.9550」へ更新されます。
今回の更新は月例セキュリティ更新ではなく、新機能や品質改善、不具合修正を次回の正式な月例更新より先に提供する「非セキュリティ・プレビュー更新」です。
そのため、通常のWindows Updateで必ず適用しなければならない更新ではありません。
今回特に重要なのが、KB5124010がWindows 11 24H2にとって最後の非セキュリティ・プレビュー更新である点です。
Windows 11 24H2 Home/Proは2026年10月13日にサポート終了を迎えるため、24H2ユーザーは今回の更新だけでなく、25H2への移行も確認しておく必要があります。
KB5124010では、File Explorer、Bluetooth、タッチパッド、Copilotキー、壁紙、アクセシビリティなどの改善に加え、2026年9月更新後に発生していた「ファイル履歴がバックアップできない不具合」も修正されています。
一方で、ドメイン参加PCで信頼関係が失われ、ログインできなくなる既知の問題は引き続き残っています。
この記事の結論
- KB5124010は2026年9月22日公開の非セキュリティ・プレビュー更新
- Windows 11 24H2・25H2が対象
- 25H2はOSビルド26200.9550
- 24H2はOSビルド26100.9550
- 24H2向けとしては最後の非セキュリティ・プレビュー更新
- File Explorer・Bluetooth・タッチパッドなど多数の改善あり
- Copilotキーを右Ctrlまたはコンテキストメニューキーへ割り当て可能
- Emoji 17.0をサポート
- ファイル履歴のバックアップ不具合を修正
- 内蔵カメラが動作しなくなる問題も修正
- 一部のドメイン参加PCで信頼関係が失われる既知の問題は継続
- 一般ユーザーは急いでインストールする必要なし
- 24H2 Home/Proユーザーは25H2への移行を優先して検討
- KB5124010とは
- KB5124010は24H2最後のプレビュー更新
- Windows 11 24H2 Home/Proは10月13日にサポート終了
- KB5124010はインストールするべき?
- 新機能はすべて同時に使えるわけではない
- File Explorerのプレビュー機能を改善
- File Explorer Homeの展開状態を保持
- クラウドファイルのサムネイル表示を改善
- File Explorerアドレスバーの不具合を修正
- Emoji 17.0に対応
- Tipsウィジェットを追加
- 壁紙・デスクトップ背景を多数改善
- Bluetoothの安定性を改善
- Bluetooth音量変更時の表示も改善
- アプリを自動的に最大化して開く機能
- 拡大鏡のデザインを刷新
- 設定アプリも改善
- タッチパッドへ新しいジェスチャーを追加
- Copilotキーを別キーへ変更可能
- Camera Rollバックアップ機能
- WinRE管理機能を拡張
- Windows BackupのPC間直接移行機能を終了
- AC電源からバッテリーへ切り替わったように見える問題を改善
- 内蔵カメラが動かなくなる問題を修正
- ファイル履歴のバックアップ不具合を修正
- Sysmonの複数不具合を修正
- Copilot+ PC向けAIコンポーネントも更新
- サービススタックも更新
- KB5124010の既知の問題
- 一般家庭PCにもドメイン問題は関係する?
- KB5124010の新機能・修正を一覧で確認
- KB5124010をインストールする方法
- Windows Update for Businessではどうなる?
- KB5124010を入れた後に確認したい項目
- KB5124010をアンインストールする必要はある?
- KB5124010をアンインストールする方法
- 企業ではどう展開する?
- KB5124010チェックリスト
- 結局KB5124010は入れるべき?
- まとめ
- よくある質問
- 参考資料
KB5124010とは
KB5124010は、Windows 11 24H2・25H2向けの2026年9月非セキュリティ・プレビュー累積更新です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| KB番号 | KB5124010 |
| 公開日 | 2026年9月22日 |
| 対象 | Windows 11 24H2・25H2 |
| Windows 11 25H2 | OSビルド 26200.9550 |
| Windows 11 24H2 | OSビルド 26100.9550 |
| 更新種類 | 非セキュリティ・プレビュー累積更新 |
| インストール | 任意 |
Microsoftは今回の更新について「運用品質の改善を含む累積更新」と案内しています。
すでに以前の累積更新をインストールしているPCでは、KB5124010に含まれる新しい差分のみがダウンロードされます。
KB5124010は24H2最後のプレビュー更新
KB5124010で最も重要なポイントの一つが、Windows 11 24H2向けとして最後の非セキュリティ・プレビュー更新であることです。
Microsoftは、2026年9月のKB5124010を最後に、24H2向けのプレビュー更新を終了すると正式に案内しています。
ただし、24H2のすべてのエディションが同時に完全終了するわけではありません。
サポート期間内のエディションについては、ライフサイクルに従って月例セキュリティ更新が引き続き提供されます。
24H2のポイント
- KB5124010が最後の非セキュリティ・プレビュー更新
- Home/Proは2026年10月13日にサポート終了
- Enterprise/Educationは2027年10月12日までサポート
- Home/Proユーザーは25H2への移行を検討
Windows 11 24H2 Home/Proは10月13日にサポート終了
Windows 11 24H2 Home/Proは2026年10月13日に更新提供が終了します。
サポート終了後は、既知の問題の修正、タイムゾーン更新、テクニカルサポート、月例セキュリティ更新などを受け取れなくなります。
Microsoftは、保護された状態を維持するため、最新のWindows 11へ移行するよう案内しています。
| Windows 11 24H2 | サポート終了日 |
|---|---|
| Home | 2026年10月13日 |
| Pro | 2026年10月13日 |
| Enterprise | 2027年10月12日 |
| Education | 2027年10月12日 |
24H2 Home/Proを利用している場合、KB5124010を入れるかどうか以上に、25H2への移行準備を進めることが重要です。
KB5124010はインストールするべき?
結論として、一般ユーザーが急いでインストールする必要はありません。
KB5124010はセキュリティ更新ではなく、任意のプレビュー更新だからです。
特定の不具合修正を必要としている場合や、新機能を早く試したい場合はインストールを検討できます。
インストールを検討してよいケース
- ファイル履歴の不具合に困っている
- 内蔵カメラが動作しない問題が発生している
- Bluetoothの安定性改善を必要としている
- File Explorerの新機能を早く試したい
- Copilotキーの再割り当てを利用したい
- 検証用PCとして利用している
急いで入れなくてよいケース
- 現在Windowsが安定している
- 仕事で使うメインPC
- 新機能を特に必要としていない
- 安定性を最優先したい
- 企業の本番PC
- ドメイン参加PCでMachine Identity Isolationを利用している
適用判断
KB5124010は任意のプレビュー更新です。
現在問題なく使えている一般ユーザーは、次回の正式な月例セキュリティ更新まで待っても問題ありません。
新機能はすべて同時に使えるわけではない
KB5124010の新機能には、段階的に展開されるものがあります。
同じKB5124010をインストールしていても、PCによって新機能が利用可能になる時期が異なる場合があります。
そのため、アップデート後に新しい設定が表示されなくても、更新失敗とは限りません。
File Explorerのプレビュー機能を改善
KB5124010では、File Explorerのプレビューウィンドウが大きく改善されています。
WebからダウンロードしたHTMLファイル
WebからダウンロードしたHTMLファイルでは、安全性の警告を確認したうえで「とにかくプレビュー」を選択できるようになります。
PDFなどは自動プレビュー
PDFなどHTML以外の対応ファイルについては、自動的にプレビューされるよう改善されています。
ただし、ファイルの安全性が保証されるという意味ではありません。
不明な送信元から取得したファイルは、引き続き注意して扱ってください。
File Explorer Homeの展開状態を保持
File Explorer Homeでは、各セクションを展開・折りたたみした状態が保持されるようになります。
File Explorerを閉じて再び開いた場合でも、以前利用していた状態から作業を再開しやすくなります。
クラウドファイルのサムネイル表示を改善
詳細ウィンドウでは、クラウド上のファイルに対するサムネイルプレビューの信頼性が向上します。
ファイルプロパティの配置も整理され、情報を確認しやすくなっています。
File Explorerアドレスバーの不具合を修正
アドレスバー右側付近をクリックして編集モードに入ると、入力内容が消えてしまう場合がある問題も修正されています。
Emoji 17.0に対応
KB5124010では「Emoji 17.0」のサポートが追加されます。
新しい絵文字が追加されるほか、既存の一部絵文字についてもデザインが調整されています。
絵文字パネルは次のショートカットから開けます。
Windowsキー + .
ただし、絵文字の見え方は使用するアプリやサービスによって異なる場合があります。
Tipsウィジェットを追加
Windowsの機能を簡単に紹介する「Tips」ウィジェットも追加されます。
ウィジェットボードへ追加できるほか、ロック画面ウィジェットとして設定することもできます。
壁紙・デスクトップ背景を多数改善
KB5124010では、個人用設定のデスクトップ背景について複数の改善が入っています。
主な改善
- 「個人用設定 → 背景」ページの信頼性向上
- DIB画像をデスクトップ背景として利用可能
- 新規アカウントのスライドショー切り替えを改善
- 壁紙プレビューの解像度を改善
- 縦向きディスプレイでのプレビュー表示を改善
- 短時間に連続して壁紙を変更した場合の安定性向上
- 複数デスクトップでもスライドショー壁紙を利用しやすく改善
8月から9月にかけてWindows 11では壁紙関連の不具合が複数確認されていたため、背景設定を利用しているユーザーには注目したい改善です。
Bluetoothの安定性を改善
Bluetoothについても複数の改善が含まれています。
主なBluetooth改善
- Bluetooth機器の接続状態表示を改善
- Bluetooth設定画面の安定性を改善
- Bluetoothをオフにしても設定上オンに見える問題を修正
- 一部Bluetooth Classic Audio機器とのマイク互換性を改善
- Bluetooth音声ストリーミング中にエラー0x139でクラッシュする問題を修正
- LE Audio機器の信頼性と性能を改善
- 共有オーディオの信頼性を改善
Bluetoothヘッドセットやイヤホンを日常的に利用しているユーザーには比較的実用的な改善です。
Bluetooth音量変更時の表示も改善
Bluetooth Classic Audio機器側のボタンから音量を変更した場合、Windows側にも音量フライアウトが表示されるようになります。
現在の音量を画面上で確認しやすくなります。
アプリを自動的に最大化して開く機能
アクセシビリティ設定として「Open apps maximized」が追加されます。
この機能を有効にすると、アプリを開いた際に自動的に最大化表示できます。
設定場所は次のとおりです。
設定 → アクセシビリティ → 視覚効果
画面拡大を利用するユーザーや、常に最大化して作業したいユーザーにも便利な機能です。
拡大鏡のデザインを刷新
Windowsの拡大鏡について、タスクバーやアイコンのデザインがWindows 11らしい表示へ更新されます。
ズーム操作、キーボードショートカット、読み上げなど基本的な操作方法は従来どおりです。
設定アプリも改善
設定アプリにも複数の品質改善があります。
- プリンターとスキャナー画面の信頼性向上
- インストール済みアプリでパッケージアプリのバージョン番号を表示
- 12時間・24時間形式に応じて時刻選択UIを改善
- カメラを複数アプリで利用する設定の保持を改善
タッチパッドへ新しいジェスチャーを追加
高精度タッチパッド向けに、新しいジェスチャー機能が追加されます。
設定場所は次のとおりです。
設定 → Bluetoothとデバイス → タッチパッド
1本指スクロール
タッチパッドの左右端付近から1本指で上下へ動かすことで、縦スクロールできるようになります。
自動スクロール
スクロール中に指をタッチパッドの端へ移動すると、指を持ち上げなくてもスクロールを続けられます。
長いWebページや文書を見る際に便利な機能です。
Copilotキーを別キーへ変更可能
KB5124010では、Copilotキーの割り当てを変更できる新しい設定が追加されます。
Copilotキーを次のキーとして利用できます。
- 右Ctrlキー
- コンテキストメニューキー
Copilotキーを利用しないユーザーにとっては、キーボードをより実用的に使える変更です。
Camera Rollバックアップ機能
対象ユーザーには、OneDriveを利用したCamera Rollバックアップ機能が追加されます。
設定画面から機能を有効にし、QRコードをスマートフォンで読み取ってセットアップできます。
この機能も対象デバイスや市場などによって利用可能時期が異なる場合があります。
WinRE管理機能を拡張
Windows Recovery Environment(WinRE)では、MDMプロバイダー向けの「Recovery Remote Management」プラグインが追加されます。
企業管理者がWindows回復環境を遠隔管理するための機能強化です。
なお、Microsoftは当初、保存済みWi-FiプロファイルをWinREで自動利用する機能もKB5124010へ含めると案内していましたが、後にこの機能は将来提供へ変更されています。
注意
WinREで保存済みWi-Fiプロファイルを自動再利用する新機能は、KB5124010では展開されず、将来提供へ変更されています。
Windows BackupのPC間直接移行機能を終了
段階的に試験提供されていたWindows Backupの「PC-to-PC Migration」は利用できなくなります。
新しいPCへファイルや設定を移行する場合は、通常のWindows Backupを利用するようMicrosoftが案内しています。
AC電源からバッテリーへ切り替わったように見える問題を改善
電源・バッテリー関連では、ACアダプターに接続しているノートPCが誤ってバッテリーへ切り替わったと判断する場合がある問題について改善されています。
以前のWindows Updateで、一部ユーザーからAC電源が瞬間的にバッテリーへ切り替わるように見えるという報告もあったため、ノートPC利用者には注目したい修正です。
内蔵カメラが動かなくなる問題を修正
KB5124010では、内蔵カメラがCameraアプリやカメラを利用するその他のアプリで動作しなくなる場合がある問題も修正されています。
Windows Update後にWebカメラが利用できなくなっていた環境では、改善する可能性があります。
ファイル履歴のバックアップ不具合を修正
今回の更新で重要な修正の一つが「ファイル履歴」です。
2026年9月8日のKB5124008以降、一部環境ではファイル履歴が外付けドライブやネットワークへ正常にバックアップ・復元できなくなる問題が発生していました。
バックアップ先が正常に接続されているにもかかわらず、次のようなメッセージが表示されるケースです。
ドライブを再接続してください
MicrosoftはKB5124010で、この問題を修正したと正式に案内しています。
ファイル履歴ユーザー
9月更新後からファイル履歴が停止していた場合は、KB5124010適用後にバックアップを手動実行し、前回のバックアップ日時と実際の保存ファイルを確認してください。
Sysmonの複数不具合を修正
Sysmon(System Monitor)についても複数の修正が含まれています。
- 実行ファイルのヘッダー検証問題を修正
- 異常なメモリ使用につながる可能性を改善
- アーカイブディレクトリを開けない場合の停止エラーを修正
- smss.exeに対するEvent ID 25の誤検知を修正
Sysmonを利用して監視している企業環境やセキュリティ担当者には重要な品質改善です。
Copilot+ PC向けAIコンポーネントも更新
KB5124010では、対応するCopilot+ PC向けAIコンポーネントも更新されます。
対象は次のとおりです。
- Image Search
- Content Extraction
- Semantic Analysis
- Settings Model
バージョンは「1.2608.951.0」です。
これらはCopilot+ PC向けのコンポーネントであり、通常のWindows 11 PCすべてへインストールされるわけではありません。
サービススタックも更新
KB5124010には、Windows Updateそのものの信頼性を支えるServicing Stack Updateも含まれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| SSU | KB5124009 |
| ビルド | 26100.9539 |
| 目的 | Windows Updateインストール処理の信頼性向上 |
KB5124010の既知の問題
KB5124010には、2026年9月28日時点で重要な既知の問題が残っています。
ドメイン参加PCで、オンプレミスActive Directoryとの信頼関係が失われる問題です。
主な症状
- 正しいドメイン資格情報でもログインできない
- PCとドメインの信頼関係エラーが表示される
- セキュアチャネルが失われる
- オフラインのキャッシュ済み資格情報ではログインできる場合がある
主にCredential Guardで保護された一部のマシンアカウントが対象です。
Machine Identity Isolationの設定とActive Directory環境の構成が関係しています。
企業PCは注意
KB5124010を入れても、9月から確認されているドメイン信頼関係問題は解決していません。
ドメイン参加PCでは、Microsoftの既知の問題とMachine Identity Isolationの設定を確認してから展開してください。
一般家庭PCにもドメイン問題は関係する?
通常の家庭用PCで、Microsoftアカウントやローカルアカウントを利用しているだけであれば、今回Microsoftが案内しているオンプレミスActive Directoryの信頼関係問題には該当しません。
主に企業・組織のドメイン参加PCが対象です。
KB5124010の新機能・修正を一覧で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| File Explorer | プレビュー、Home、クラウドファイル、アドレスバー改善 |
| Emoji | Emoji 17.0対応 |
| Widgets | Tipsウィジェット追加 |
| 壁紙 | プレビュー・スライドショーなど複数改善 |
| Bluetooth | 接続・音声・LE Audioなど改善 |
| アクセシビリティ | アプリ自動最大化など追加 |
| Magnifier | UIデザイン刷新 |
| Touchpad | 1本指スクロール・自動スクロール追加 |
| Copilotキー | 右Ctrl・コンテキストメニューキーへ変更可能 |
| WinRE | MDM向け遠隔管理機能追加 |
| Camera | 内蔵カメラ停止問題を修正 |
| File History | バックアップ・復元失敗問題を修正 |
| Sysmon | クラッシュ・誤検知など複数修正 |
| AI Components | 1.2608.951.0へ更新 |
KB5124010をインストールする方法
KB5124010は任意のプレビュー更新なので、自動的にすべてのPCへ強制適用される更新ではありません。
Windows Updateから確認できます。
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「詳細オプション」を開く
- 「オプションの更新プログラム」を確認する
- KB5124010が表示されていればダウンロード・インストールする
- インストール完了後にPCを再起動する
Microsoft Update Catalogから手動でインストールすることもできます。
ただし、Catalogから手動適用する場合は必要なCheckpoint Cumulative Updateを含め、Microsoftの案内する順序でインストールする必要があります。
Windows Update for Businessではどうなる?
Microsoftによると、KB5124010の変更はWindows Update for Businessでは直接このプレビュー更新として提供されず、次回のセキュリティ更新へ含まれます。
企業環境でプレビュー更新を積極的に展開していない場合は、次回の正式な月例更新を待つ形になります。
KB5124010を入れた後に確認したい項目
- Windowsが正常に起動するか
- File Explorerが正常に動作するか
- Bluetooth機器が正常に接続できるか
- カメラが正常に動作するか
- ファイル履歴がバックアップできるか
- タッチパッドが正常に動作するか
- 壁紙やデスクトップ背景が正常か
- 企業PCではドメインログインできるか
KB5124010をアンインストールする必要はある?
問題なく動作している場合はアンインストールする必要はありません。
一方、KB5124010適用直後から重大な不具合が発生し、原因切り分けが必要な場合はアンインストールを検討できます。
ただし、今回の更新でファイル履歴など複数の問題も修正されているため、削除するとそれらの修正も戻る可能性があります。
KB5124010をアンインストールする方法
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新の履歴」を開く
- 「更新プログラムをアンインストールする」を選択する
- KB5124010を確認する
- アンインストールを実行する
- PCを再起動する
企業管理PCでは、利用者自身で削除せず情報システム担当者へ相談してください。
企業ではどう展開する?
企業ではKB5124010を本番端末へ一斉配信する必要はありません。
プレビュー更新なので、まず検証リングで品質改善や業務アプリとの互換性を確認する用途に向いています。
企業で確認したい項目
- ドメイン参加PCの信頼関係
- Credential Guard
- Machine Identity Isolation
- File Explorer
- Bluetoothデバイス
- カメラ
- ファイル履歴
- Sysmon
- 業務アプリ
- VPN
- プリンター
おすすめの展開方法
- Microsoft公式の既知の問題を確認する
- 検証PCへKB5124010を適用する
- 再起動する
- 業務アプリを確認する
- ドメインログインを確認する
- File Explorer・Bluetoothを確認する
- File History利用端末ではバックアップを確認する
- 問題がなければ必要な端末へ段階展開する
KB5124010チェックリスト
| 確認項目 | 確認内容 | チェック |
|---|---|---|
| Windows | 24H2・25H2か | □ |
| OSビルド | 26100.9550 / 26200.9550か | □ |
| File Explorer | 正常に動作するか | □ |
| Bluetooth | 機器が正常に接続できるか | □ |
| Camera | 内蔵カメラが使えるか | □ |
| File History | バックアップできるか | □ |
| 壁紙 | 背景が正常に表示されるか | □ |
| Copilotキー | 必要なら割り当てを確認 | □ |
| 企業PC | ドメイン信頼関係を確認 | □ |
| 24H2 | 25H2への移行を確認 | □ |
結局KB5124010は入れるべき?
| 利用環境 | 判断 |
|---|---|
| 一般PC・問題なし | 急いで入れず次回月例更新待ちでよい |
| ファイル履歴不具合あり | 適用を検討 |
| Bluetooth不具合あり | 改善内容が該当するなら検討 |
| 新機能を試したい | 適用可能 |
| 企業PC | 検証後に必要な端末へ展開 |
| ドメイン参加PC | 既知の問題を確認して慎重に判断 |
| 24H2 Home/Pro | KB適用より25H2移行準備を優先 |
まとめ
KB5124010は、2026年9月22日に公開されたWindows 11 24H2・25H2向けの非セキュリティ・プレビュー累積更新です。
適用後のOSビルドは、Windows 11 25H2が26200.9550、24H2が26100.9550になります。
今回の更新では、File Explorer、Emoji 17.0、Bluetooth、タッチパッド、Copilotキー、アクセシビリティ、壁紙、カメラなど非常に多くの新機能・品質改善が含まれています。
特に、2026年9月更新後に発生していたファイル履歴のバックアップ・復元失敗については、KB5124010で修正されています。
一方、一部のドメイン参加PCでActive Directoryとの信頼関係が失われる既知の問題は引き続き残っています。
また、KB5124010はWindows 11 24H2向けとして最後の非セキュリティ・プレビュー更新です。
24H2 Home/Proは2026年10月13日にサポート終了するため、該当ユーザーは25H2への移行も進めておく必要があります。
最終的な結論
- KB5124010は任意のプレビュー更新
- 24H2・25H2向けに2026年9月22日公開
- 24H2最後の非セキュリティ・プレビュー更新
- File Explorer・Bluetooth・タッチパッドなど多数改善
- Emoji 17.0へ対応
- Copilotキーの再割り当てが可能
- ファイル履歴不具合を修正
- 内蔵カメラ不具合も修正
- ドメイン信頼関係問題は未解決
- 一般ユーザーは急いで適用する必要なし
- 必要な修正がある場合のみ適用を検討
- 24H2 Home/Proユーザーは25H2への移行を優先
現在Windowsが安定している一般ユーザーであれば、KB5124010を無理にインストールする必要はありません。
一方、ファイル履歴の不具合やBluetooth・カメラ関連の問題に困っている場合は、今回の修正内容を確認したうえで適用する価値があります。
24H2 Home/Proを利用している場合は、今回が最後のプレビュー更新であることを踏まえ、10月13日のサポート終了までに25H2への移行準備を進めることをおすすめします。
よくある質問
KB5124010はセキュリティ更新ですか?
いいえ。2026年9月22日に公開された非セキュリティ・プレビュー更新です。
KB5124010は必ずインストールする必要がありますか?
ありません。任意のプレビュー更新なので、特に必要な修正や新機能がなければ次回の正式な月例セキュリティ更新を待つことができます。
適用後のOSビルドはいくつですか?
Windows 11 25H2は26200.9550、24H2は26100.9550です。
本当に24H2最後のプレビュー更新ですか?
はい。MicrosoftはKB5124010をWindows 11 24H2向け最後の非セキュリティ・プレビュー更新と案内しています。
24H2のセキュリティ更新も終了するのですか?
Home/Proは2026年10月13日にサポート終了します。Enterprise/Educationは2027年10月12日までサポートされます。
ファイル履歴の不具合は直りますか?
はい。MicrosoftはKB5124010で、ファイル履歴が外付けドライブやネットワークへバックアップ・復元できない問題を修正したと案内しています。
「ドライブを再接続してください」の問題も直りますか?
はい。正常なバックアップドライブが接続されているにもかかわらず、再接続を要求される問題が修正対象です。
ドメインログイン不具合も直りますか?
いいえ。2026年9月28日時点では、Credential GuardとMachine Identity Isolationに関係するドメイン信頼関係問題が既知の問題として残っています。
Copilotキーは無効にできますか?
KB5124010では、Copilotキーを右Ctrlキーまたはコンテキストメニューキーとして利用する設定が追加されます。
Bluetoothは何が改善されますか?
接続状態表示、設定画面の安定性、Classic Audioマイク互換性、LE Audioの信頼性、音声ストリーミング中のクラッシュなどが改善されます。
WinREでWi-Fi設定を自動利用する新機能も入っていますか?
Microsoftは当初KB5124010の機能として案内していましたが、その後変更され、将来の日付に展開される予定となりました。
会社のPCにも入れた方がよいですか?
プレビュー更新なので、本番PCへ一斉配信する必要はありません。まず検証端末へ適用し、既知のドメイン問題や業務アプリへの影響を確認してください。



























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